今年の「ディズニー・ハロウィーン」は例年より遅い10・1開幕…悪役たち“ヴィランズ”が再降臨

TDR「ディズニー・ハロウィーン」のイメージ(C)Disney

 東京ディズニーリゾート(TDR、千葉・浦安市)のカレンダーが変化している。そろそろハロウィーンが始まってもよさそうなところだが、東京ディズニーランド(TDL)では、まだ夏限定プログラム「ベイマックスのミッション・クールダウン」を実施中で、18日まで水をまき続ける。

 夏のプログラムは一昨年までは8月31日に終わっていた。昨年は9月6日までで、猛暑のあおりでずれているのだろうか。運営するオリエンタルランドによると、気象状況とは関係なく、1月発表の年間スケジュール通りなのだという。昨年はTDR40周年イベントで盛り上がり、今年は6月に東京ディズニーシー(TDS)の「ファンタジースプリングス」が開業、TDLでは今月20日からキャッスルプロジェクション「Reach for the Stars」が始まるなど話題が目白押しで、季節の恒例イベントが前後させられている状況だ。

 そのあおりで今年の「ディズニー・ハロウィーン」は10月1日の開幕。仮装入園が可能な秋ディズニーは9月から2か月ほど楽しめたが、遅すぎる10月開幕になった。そして閉幕は11月7日。ハロウィーン当日の10月31日を過去にまたいだのは、TDSで初開催された2009年(11月3日まで)と2015年(11月1日まで)の2度だけだ。クリスマスはどうかと調べてみると、「ディズニー・クリスマス」は、昨年より1週間遅い11月15日の開幕だが、フィナーレは12月25日と例年通りだった。

 今年のハロウィーンは、ディズニーの悪役たち“ヴィランズ”が再降臨。TDLの新しい秋のパレード「ザ・ヴィランズ・ハロウィーン “Into the Frenzy”」では、マレフィセント、ジャファー、フック船長、アースラらに加え、「プリンセスと魔法のキス」のドクター・ファシリエ、「101匹わんちゃん」のクルエラ・ド・ビルが登場。11月まではびこるヴィランズたちが8日に本当に消えてくれるのか。ミッキーマウスらは今からおびえているに違いない。

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