３人組ボーカルユニット・ベリーグッドマンのＲｏｖｅｒ（３４）が１９日、親交のある巨人・浅野翔吾外野手（１８）＝高松商＝を激励するため、イースタン・リーグの巨人―西武（ジャイアン球場）を生観戦した。

　浅野は「１番・中堅」で先発出場し、公式戦初打席となった第１打席で左中間２塁打。Ｒｏｖｅｒは「すごい（打球の）勢いやなと思いました。バッターボックスに入る前も、立った後もオーラを感じました。怪物が出てきたようなオーラ」と興奮気味に語った。

　２人は浅野の地元・香川県内でアスパラを栽培しながら音楽活動を行う「アスパラ王子」こと大森翔太さんを通じて知り合い、親交を深めた。

　イースタン・リーグデビュー戦で５打数３安打、猛打賞をマークしたドラ１ルーキーに、Ｒｏｖｅｒは「野球に対する謙虚さ、律義さを感じましたし、素晴らしいデビュー戦だなと。感動しました。見ていて安心するし、ワクワクする選手。進化した部分が見られたので、かなり期待しています」とエール。「（１８歳と）若いのにすごく頑張っていて、こちらが勇気をもらいました」と刺激を得た。

　同ユニットの楽曲を聴いてトレーニングに励んでいるという浅野は「なかなか会える機会がないので、こうして会うことができてうれしいです」と話し、再会を喜んだ。