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コロナ禍で約1か月延期 新真打ちの小笑、昇々、昇吉、羽光の昇進披露興行が開幕

真打ち昇進披露口上を行った(左から)三遊亭笑遊、三遊亭小笑、春風亭昇々、春風亭昇吉、笑福亭羽光、笑福亭鶴光、三遊亭好楽

 落語家・三遊亭小笑(40)、春風亭昇々(36)、春風亭昇吉(41)、笑福亭羽光(48)の真打ち昇進披露興行が11日、東京・新宿末広亭で初日を迎えた。

 当初は5月上席(1~10日)から始まる予定だったが、緊急事態宣言を受け3日前の4月28日に「休業要請」を受け休席となったため、急きょ延期となり、約1月遅れの“仕切り直し”。小笑、昇々、羽光はユニット「成金」で活躍、昇吉は初の東大卒真打ちで話題の4人の新真打ち。末広亭は4人が日替わりでトリを務め、大初日のこの日は小笑が務めた。

 羽光は「アニメ小僧」、昇々は「最終試験」と自作の新作で勝負。昇吉は「たけのこ」でつなぐと、小笑は「くしゃみ講釈」で笑わせた。小笑は「師匠(三遊亭笑遊)が楽屋に残っているので、出番直前で急に緊張しました」と苦笑いも、昇々は「ファンが多かったのでいつも以上に遊んでやれました」と笑顔。昇吉は「普段の寄席と同じ感じで、まだエンジンがかからない。口上の姿勢はしんどかったし、これからも色々な気づきがあれば…」と前向き。羽光は「何度も来てくれるお客さんもいるので(寄席の披露目の)30日間、毎日ネタを代えたい」と意気込んだ。

 披露目は師弟そろって出演するのが通常だが、急きょ日程変更となったため、昇々、昇吉の師匠の春風亭昇太会長(61)は交替出演となり、この日は出番なし。それでも昇太会長は新橋演舞場での熱海五郎一座の舞台出演を終えて、楽屋に駆けつけ新真打ちを激励した。サプライズの“楽屋訪問”に昇々は「師匠に愛されていると感じました」と感激。「夏の披露目もいい。お祭りのように盛り上がって欲しい」と期待していた。

 【真打ち昇進披露興行】

 ※4人が毎日出演

 ▼6月中席(11~20日)新宿末広亭 夜の部

 ▼6月下席(21~30日)浅草演芸ホール 昼の部(小笑、羽光)、夜の部(昇々、昇吉)

 ▼7月上席(1~10日)池袋演芸場  昼の部(小笑、羽光)、夜の部(昇々、昇吉)

 ▼8月12~14日 名古屋・大須演芸場

 ※交替で1人が出演

 ▼6月21日 お江戸日本橋亭(小笑)

 ▼6月24日 お江戸日本橋亭(羽光)

 ▼7月11日 お江戸上野広小路亭(羽光)

 ▼7月12日 お江戸上野広小路亭(昇吉)

 ▼7月13日 お江戸上野広小路亭(小笑)

 ▼7月14日 お江戸上野広小路亭(昇々)

 ▼7月21日 お江戸日本橋亭(昇吉)

 ▼7月26日 お江戸日本橋亭(昇々)

 ▼9月上席(1~10日) 国立演芸場(出演日は調整中)

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