テラハBPO審理入り…「人権侵害あった」木村花さん母申し立て受け

木村花さん

 フジテレビのリアリティー番組「テラスハウス」に出演していたプロレスラーの木村花さん(享年22)が今年5月、視聴者から誹謗(ひぼう)中傷を受けた後に死去した問題で、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会は16日までに、審理入りを決めた。決定は15日付。

 花さんの母・響子さん(43)が7月、番組で花さんが暴力的な女性のように描かれたなどとして、「人権侵害があった」と訴える申立書をBPOに提出していた。審理を巡っては、BPO側から局へ資料提出を求め、審理入りを判断するケースが多いが、申立書を受けて早期に審理入りを決めるのは異例。

 「テラスハウス」は「台本のない日々」として男女6人の共同生活を映す。フジ側は7月、「出演者に対して言動、感情表現、人間関係等について指示、強要したことは確認されなかった」「制作スタッフは会員制交流サイト(SNS)での炎上を予見できず、炎上させる意図はなかった」などとする検証報告を同局のホームページで公開した。

 同局の企業広報室はこの日、「真摯(しんし)に対応してまいりたいと思います」とコメントした。

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