Gカップグラドル・鈴木聖「パチンコ台になることが夢」

2019年に『週刊SPA!』でグラビアデビューを飾ってから、瞬く間にグラビア界のニューヒロインへと駆け上がった鈴木聖(すずき・たから)。167cmというスタイルはまるで漫画の世界から飛び出してきたキャラクターのようだが、そんな彼女は大のアニメ・漫画好き、パチンコ・パチスロ好きとしても知られている。

聞くところによると、漫画はこれまでに約6000冊を保有しており、現在も欠かさずに新作をチェックしているとのこと。今回ニュースクランチ編集部では、鈴木のパーソナリティに迫るべくインタビューを行った。どういう生い立ちを経て、芸能界を志したのか。インタビューを通して、彼女の飾らない人柄が見えてきた。

▲鈴木聖【WANI BOOKS-“NewsCrunch”-INTERVIEW】

一番影響を受けたのはニコ・ロビンです

業界屈指のアニメ・漫画好きとしても知られる彼女。そのルーツに迫るべく、幼い頃に影響を受けた作品を聞いてみた。

「漫画を読み始めたのは幼稚園のときで、『週刊少年ジャンプ』を読んでました。『BLEACH』『NARUTO -ナルト-』『ONE PIECE』『家庭教師ヒットマン REBORN!』が特に好きで、アニメは『機動戦士ガンダムSEED』を見てました。よく初めて会った方からは、私の好みを見て“兄弟の影響ですか?”と聞かれるんですけど、私は長女なので、全て自分発信で好きになってるんです。

ただ、少年漫画だけを見ていたわけではなくて『プリキュア』シリーズとか、魔法少女系のアニメも見ていました。学生時代に女の子と話が合わない、みたいなことはなく、満遍なくオタクなんです(笑)」

少しいじわるな質問ではあるが、これまでで一番影響を受けた作品を聞いてみると、困った表情で答えてくれた。

「1つは難しい……! (長考して)『週刊少年ジャンプ』限定で、影響を受けた登場人物は? という質問にしてもいいですか?(笑) それだと『ONE PIECE』のニコ・ロビンですね。小さい頃、幼少期のロビンに似てると言われていて、そこから意識するようになりました。女性キャラはもう圧倒的に『ONE PIECE』が好きなんです。高校時代は白と黒のニーハイを履いて、スリラーバーク四怪人​の1人、ペローナのマネをしたりしてました(笑)。

好きなシーンはたくさんあります。『家庭教師ヒットマン REBORN!』では、雲雀恭弥(ひばりきょうや)さんがすごく好きなんですけど、雲雀さんが鈴木アーデルハイトと戦ってるときが、めっちゃかっこいいんですよ……! そのシーンがかっこよすぎて、雲雀さんがもっと大好きになりました」

「王道系のジャンプ主人公漫画が、もっと生まれてほしい」と目を輝かせながら語る鈴木。最近ハマっている漫画について聞いてみると、緊張がほぐれたかのように話してくれた。

「読み切りの漫画を『ジャンプ+』でチェックするのが好きなんですが、最近読んだ読み切りだったら、『メリリララリリ』がめっちゃ面白かったです。あとは王道だけではなく日常系の作品も読むんですけど、『正反対な君と僕』が、ゆるい恋愛漫画で面白かった。

ほかにも、新連載の『寝坊する男』も面白くておすすめ。……まだまだ、たくさんあるんですけど、このくらいにしておきます(笑)。頑張ってハートを全部押してるので、自分が見ていた作品が連載化したり、アニメ化するとめっちゃうれしい。応援していてよかったなと思える瞬間です」

SNSでの悪口は“マジでぶっ飛ばすぞ!”

インタビュー中も明るく陽気でハキハキと話してくれる彼女。学生時代は男性とまったく話していなかったというが、どんな性格だったのだろうか。

「少年漫画が好きなのもあって、クラスの男の子とは話は合ったと思うんですけど、私、高校生ぐらいまで男の子と喋ってなかったんです。というのも、めっちゃ人見知りで……。性格的にも男の人と合わないところが多かったので、女の子とたくさん遊んでいました。でも趣味が近いお友達はあまりいなくて、そこでつながるみたいなことはなかったです」

2017年には「ミスセブンティーン2017」のファイナリストに選ばれた。もともと芸能界には興味はなかったと語る鈴木だが、何が彼女を芸能界の道に駆り立てたのだろうか。

「地元に帰ってるとき、たまたま募集を見つけたんです。締め切りの直前だったんですけど、応募したら最後まで残ってしまいました。ただ、最終審査まで残ったものの、お母さんには応募する前はもちろん、受けたことを言ってなかったんです。“なんか受かっちゃった”みたいな感じで伝えて、対面の審査にもついてきてもらいました。でも、お母さんは自由なスタンスだったので、特に反対されることはなかったですね」

2019年には『週刊SPA!』でグラビアデビューを果たしたが、なぜグラビアに挑戦したのだろうか。

「最初はグラビアをやろうとは考えていませんでした。ただ、もともとグラドルが好きで、よく見ていたんですよ。高校時代、武田玲奈さんやえなこさんが好きでした。私、2次元にいそうな人、見た目がお人形さんっぽい感じの子が大好きなんです。

それと、小さい頃からお母さんやおじいちゃん、おばあちゃんからめっちゃ可愛がられて育てられてきたので、自己肯定感は高いほうだったんです。特に周りの目とかを気にせず、自分がよければなんでもいいというスタンスで挑戦することに決めました。

グラビア活動をしていると、周りからいろいろ言われることも多いんですけど、言い返したくなるのをグッと堪えてます。一回言い返しそうになっちゃったんですけど、周りの人たちから“書き込んだヤツと同レベルになるからやめな”って言われて、たしかになって。

でも、自分のことだったら我慢できるんですけど、周りの好きな人について悪口を言われると、口が悪くなりますが……“マジでぶっ飛ばすぞ!”と思っちゃう(笑)。漫画からそういう価値観も学んだかもしれません。

でも、めんどくさいことに突っ込まないほうがいいという意見は、もっともだなと思うので、そういうコメントが来たらスクショだけして保存しています(笑)」

次世代グラビアクイーン「好きなものを食べたい!」

グラビアアイドルとしてデビューして5年。今や次世代グラビアクイーンと称されるほど、美貌とスタイルの良さでグラビアファンを唸らせている。理想的なボディコンディションを保つためにしていることを聞いてみると、耳を疑いたくなるような回答が返ってきた。

「ストレスで太りやすい体質だったんですけど、最近は代謝が上がってきたのか、太りにくくなってきたんです。なので、超好きなもの食べて、たまに運動して、『僕のヒーローアカデミア』とか、アニメを見ながら筋トレしたりしています。

それくらいかな……でも、めっちゃ歩くかもしれない。あと、前の日の夜は食べないとか、そういうことしかやってないですね。もう少し頑張ったほうがいいなとは思うんですけど、できてなくて(笑)。

私、ココイチ(カレーハウスCoCo壱番屋)が大好きなんですけど、食べたくなるのが絶対に夜12時過ぎ。でも、その時間にはもう終わってるので、ココイチが食べたくても食べれないという状況が続いて、2日連続ココイチを食べました(笑)」

気になったので、ココイチはどういう食べ方をするのか聞いてみた。

「基本は3甘で、ウインナー・納豆・ほうれん草・チーズをトッピングして、たまにパリパリチキンを入れます。それにマヨネーズと福神漬けを超大量にかけて完成です。

よく友達から“どんな味なの?”って聞かれて、1口あげると“人が食うもんじゃない”って言われるんです(笑)。甘いを通り過ぎてマズいっていう領域みたいで……。私はミートソースのパスタとか麻婆豆腐に砂糖をかけて食べるくらい甘いのが好きなので、全然平気なんですけどね」

▲3甘という独特な食べ方を語る

仕事で疲れていてもパチンコ屋に行っちゃう

アニメ・漫画好きはよく知られているが、じつはパチンコ好きという一面もある。多趣味な彼女に迫った。

「『とある魔術の禁書目録』のパチンコが2020年に出る、という張り紙を家の近くのパチンコ屋さんで見かけて、めっちゃ好きな作品だったので、気になって行ったのが始まりでした。

そのときは当たらなかったんですけど、演出が楽しくて、2回目に行ったら遊タイム(通常よりも大当たりの確率が上が​る機能)に突入してしまって、ハマってしまいました。そのあとに、今度は『まどマギ』の台を打ってみたら、今度は一発で当たっちゃって。そういう積み重ねで、どんどんハマっていきました。

もともとは好きなアニメの台しか打ってなかったんですけど、最近はアニメに関係なく、いろんな台を打つぐらい好きになりました。パチンコの台から作品を知って、ハマるケースも最近は増えました。よく、グラビアアイドルとかタレントさんは、お仕事の一環として好きっていう方はたくさんいると思うんですけど、私は仕事で疲れていても、パチンコ屋さんを見かけたら行っちゃうぐらい好きなのでガチです!(笑)」

▲仕事終わりパチンコ屋に吸い込まれちゃいます

事務所の先輩には、グラビアだけではなく、さまざまなフィールドで活躍している清水あいりもいる。この先、どんな未来を描いているのだろうか。

「グラビアが大好きなので、いずれは写真集を出したいです。あとはもっと頑張って自分が雑誌の表紙を飾って、機会があればテレビ番組にも出てみたい。パチンコとかパチスロで、グラビアの方がモデルで台になったりしてるじゃないですか。そういうのにも出れたらいいですね。

お芝居は……たぶん自分には無理です(笑)。演技とダンスが人に見せられないレベルで、セリフと一緒に顔を上手に作れないので、私には向いてないと思います。声優? もっと無理ですね(笑)。アニメは見る専門にしようと思います」

(取材:川崎 龍也)


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