古舘伊知郎がシビれた阿部レポーターの「加藤さん、エミューです」

古舘伊知郎が日本テレビ系の情報番組『スッキリ』に生出演した。ニュースに対して自身の見解を淡々と述べたり、バラエティーのコーナーでクイズに挑戦したり、終始コメンテーターとしての役割に徹した古舘。この日は古舘独特の語り“古舘節”は封印か……と思いきや、番組ラストにMCの加藤浩次も唸る古旅節が炸裂した!

現役の局アナも驚嘆した古舘伊知郎の実況テクニック

ニュースの場面では、難しいニュアンスが視聴者へ伝わるよう専門家に質問するなど、アナウンサーとしての一面も覗かせた古舘。感情を乗せつつも落ち着いたトーンで話す古舘の姿に、かつての報道番組を思い出した人も多いのではないだろうか。SNSをチェックすると、アナウンサーではなくコメンテーターとして情報番組に登場した古舘を見て、不思議な感覚になった人もいたようだ。

牧場からエミューが脱走したというニュースの中で古舘が注目したのは、ニュースの内容ではなく、中継で登場した阿部祐二レポーターがひと言目に放った「加藤さん、エミューです」という独特な語り出し。

普通ならスルーしてしまいそうなシーンだが、たしかに一般的には「こちらエミューの脱走した現場です」など、もっと状況を説明してしまいそうなもの。この単刀直入な語り出しにシビれたという古舘は、「究極にミニマムな。これだけですべてわかりますもんね」と、阿部レポーターの話術を分析した。

この日は終始コメンテーターに徹した古舘だが、番組のラスト、加藤が『MC論 -昭和レジェンドから令和新世代まで「仕切り屋」の本懐-』の紹介を促した瞬間に、古舘の実況スイッチがオン!

「はい、わかりました。30秒というお時間をいただきまして、礼儀正しくやらないといけないということで、カッキリ30秒で収めてみたいと思いました。『MC論』という本を出しました。これは本当に昭和のテレビの黎明期の時代からの司会者・進行役、そして、現代の令和に入ってからのMCに至るまでを23人網羅しております。当然、この番組の加藤さんも入っておりまして、加藤さんは“2秒前の預言者”というキャッチフレーズと、“グレーゾーンの美学”というこのふたつを挙げております。じっくり読んでいただきたいと思います。カッキリ終わらせるちょうど30秒」(実際に計ったところ30秒ジャストでした!)

これには、MCの加藤浩次も森圭介アナウンサーも驚嘆。なお、森アナは自身のTwitterで「レジェンドという言葉では語りきれない凄みがあって、“喋っている”というより“言葉を巧みに操っている”とさえ感じました」と古舘のことをツイートした。

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