桂雀々さんの逝去に、立川志らくがコメント 「その日に兄さんの訃報を…」
2024年11月22日、落語家の桂雀々さんが同月20日に亡くなったことが分かりました。
同月15日には、糖尿病により入院し、年内出演予定の落語会を休演することが発表されていた、雀々さん。
復帰に向けて療養中だった雀々さんの突然の旅立ちに、悲しみの声が広がっています。
立川志らくが桂雀々さんを追悼
同じ落語家の先輩後輩として、雀々さんと親交のあった、落語家の立川志らくさん。同月22日に自身のXで雀々さんへ追悼の言葉を寄せました。
志らくさんが雀々さんの訃報に触れた同月21日は、自身の師匠である、故・立川談志さんの命日。志らくさんは追悼の独演会を行っていたといいます。
以前、談志さんの追悼公演の際に、志らくさんが雀々さんに出演交渉をした際のエピソードを交え、想いをつづりました。
談志追悼演劇に出演交渉した際ギャラを提示したら「1ステージ?」「いや全ステージで」「ホンマかいな!まあ志らくに頭下げられたら出なしゃあない」と引き受けてくれた雀々さん。昨日は談志の命日。私は追悼の独演会。その日に兄さんの訃報を。なんだか感情がわからなくなった。ありがとう!寂しい
— 志らく (@shiraku666) November 21, 2024
奇しくも談志さんの命日に雀々さんの訃報を知ることになった、志らくさん。複雑な感情の中思い浮かんだのは、追悼公演への出演を温かく引き受けてくれた、優しい雀々さんの姿でした。
「兄さん」という呼び方からは、志らくさんが雀々さんのことを、まるで兄のように慕っていたことが分かりますね。
志らくさんが雀々さんに寄せた感謝の気持ちは、天国にしっかりと届いているはずです。
[文・構成/grape編集部]
- 出典
- @shiraku666
11/22 16:38
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