芸能人への誹謗中傷はなぜなくならない? 大久保佳代子が持論を展開

SNSの発展により、増える誹謗中傷。

近年では開示請求をすれば、匿名でも発信者の特定ができ、裁判になれば賠償金の支払いも発生します。

それでも誹謗中傷がやまないのが現状。特に芸能人やアスリートに対する相手を傷付ける投稿が相次いでいます。

誹謗中傷を受けたことのある芸能人たちはどう考える?

2024年11月12日に放送されたバラエティ番組『上田と女がDEEPに吠える夜』(日本テレビ系)では、誹謗中傷をテーマにトーク。

タレントの大久保佳代子さん、ファーストサマーウイカさん、アイドルグループ『AKB48』の元メンバー・柏木由紀さんらが持論を展開しました。

『AKB48』に17年以上在籍し、30歳を超えても現役で活動していた柏木さん。

1日30回ぐらい自分の名前でエゴサーチをするという柏木さんは、あることに気付いたといいます。

あだ名の『ゆきりん』で検索すると、好意的な意見が多く、『柏木』で検索すると悪口が多かったそうです。

柏木さんは、SNSを見る用のアカウントを作っており、無差別に芸能人の悪口を書いているアカウントを通報して、「これまで5個ぐらいのアカウントを利用停止にしたことがある」と話していました。

大久保さんは、以前は「この人、嫌だな」と思ったら、ブロックしていたといいます。

しかし、「人が悪意を持って見ているものって、のぞきたい」という大久保さん。

知り合いのタレントが危うい発言をすると、「叩かれないかな?」とブロックしたアカウントを見てサーチしてしまうそうです。

そして、そのような気持ちが、ほかの人にもあるのではと話していました。

その気持ちってもしかしたら、みんな、ちょっとずつなんやかんやあるから終わらないし、人がやってたら乗っかっていいのかと思ったりとか。

人間ってそういうところがあるのかなと。

上田と女がDEEPに吠える夜 ーより引用

「芸能人、アスリートは黙っていてはいけないのでは」と話す、MCの上田晋也さん。

ファーストサマーウイカさんは「極端にいえば、全員が1回誹謗中傷にあえばいいと思う。そうすれば分かる」と誹謗中傷される側の気持ちを考えてほしいと懇願していました。

【ネットの声】

・誹謗中傷されたことがあるけど、本当に心に傷として残るからやめてほしい。

・思うことがあっても、誹謗中傷は絶対にしてはいけない。

・学校でこの放送回を教材にしてほしい。みんな軽い気持ちで中傷しているんだろうな。

・いろいろな人の意見が聞けて面白かった。どう思われるか考えて発信したい。

柏木さんは、投稿する前に人を傷付けている投稿ではないかを確認する警告フィルターを出す提案をしていました。

機能が実装されなくても、それぞれ利用者が自分の中で、投稿する前にフィルターをかけられるようになることを願いたいですね。


[文・構成/grape編集部]
出典
上田と女がDEEPに吠える夜

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