『おむすび』次週予告。1995年1月17日「これが俺たちが暮らしとった家や」力なくつぶやく父・聖人。幼い結は笑顔でイチゴを、そして歩はなぜか泣きながらおむすびを…

(『おむすび』写真は17回/(c)NHK)

現在放送中の橋本環奈さん主演・連続テレビ小説『おむすび』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)。

10月25日放送20回の最後に、第5週「あの日のこと」の予告が放送され、話題になっています。

*以下第20回のネタバレと次週予告の内容を含みます。

<第20回あらすじ>

結(橋本環奈さん)たちハギャレン(博多ギャル連合)が、ついに糸島フェスティバルでパラパラダンスを披露する時が来る。

ところが、緊張のあまり結は、出だしでふりを間違えて戸惑ってしまう。

さらに観客席にいる恵美(中村守里さん)たち書道部の面々は、ギャルたちの登場に難色を示し、冷めた目で見る。

そんな劣勢の中、他のハギャレンメンバーは踊りながら結を励まそうとするが…。

<予告>

「あちこちで火が出とる!」

周囲が瓦礫となった中、抱えられていく幼い結。

結、歩、妻の愛子を前に「これが俺たちが暮らしとった家や」と力なくつぶやく父・聖人。

愛子は涙を流しながら唇をかみしめる。

場面は変わり、2004年に。

クラスメイトの恵美が「無理やりギャルの仲間にさせられたって」と結に話しかけられて、あぜんとする結。

「おいしいもん食べたら、悲しいこと、ちょっとは忘れられるけん」

米田家の中で盛り上がる人たち。

祖父・永吉、ハギャレンメンバー、そして草野、大村ら糸島フェスティバル実行委員会関係者たちが踊る。その横を、顔を隠しながら通る歩。

ふたたび回想シーンへ。

夜の避難先でおむすびを受けとる愛子。「おいしいもん食べたら、悲しいこと、ちょっとは忘れられるけん」との言葉が背景に流れる。

涙を流しながらおむすびをかみしめる、中学生の歩。

ニコニコしながら祖母・佳代から受け取ったいちごを食べる、幼い結。

「地震の時に、きちんと向き合えんかったけん…」と泣き叫ぶ2004年の聖人。うつむく結。

「お世話になりました」との声を背景に、結は何かの覚悟を決めて――。

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朝ドラ通算111作目となる『おむすび』は、橋本環奈さん演じる平成元年生まれのヒロイン・米田結が、栄養士として、人の心と未来を結んでいく「平成青春グラフィティ」。

結の姉で福岡で《伝説のギャル》として知られる米田歩役に仲里依紗さん、結の母・愛子を麻生久美子さん、結の父・聖人役を北村有起哉さん、結の祖父・永吉役を松平健さんが演じます。

リリー・フランキーさんが語りを、脚本は根本ノンジさんが担当。主題歌『イルミネーション』はB’zが手掛けています。

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