『おむすび』「これ…1年生の球やない!」壊滅的な運動神経ゆえ書道部に入った風見先輩。演じる松本怜生さんの特技はまさかの…視聴者「突然の早口解説」「ギャップ」「恐らく最も四ツ木翔也に詳しい男」
10月10日の『おむすび』
現在放送中の橋本環奈さん主演・連続テレビ小説『おむすび』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)。第2週「ギャルって何なん?」が10月10日に放送され、話題になっています。
*以下、10月10日放送内容のネタバレを含みます。
結(橋本環奈さん)は、同じ糸島東高校で幼なじみの古賀陽太(菅生新樹さん)が出場する野球の試合で、書道部の先輩・風見(松本怜生さん)や恵美(中村守里さん)たちと応援する。
9回裏、3対3の同点で糸島東高校の攻撃。ノーアウト満塁で一打サヨナラのチャンスに、対戦相手の福岡西高校はピッチャーを交代させる。
そして登場したリリーフピッチャーを見た結は、どこかで見覚えのある顔だと気づく――といった話が描かれました。
急に解説をし始めた風見先輩
野球部応援のために、「一致団結」と記した横断幕を書き上げた書道部の風見先輩。
今日の回では結たちの糸島東高校と、福岡西高校の試合が始まりました。
観客席から試合を見届ける書道部の部員たち。風見先輩は結の隣に座って観戦しています。
試合を迎え、徐々に興奮した様子を見せる風見先輩。前回には、結に対して、実は野球部に入りたかったが、運動神経が壊滅的なために書道部に入ったという経緯を明かしていました。
試合が進み、9回裏3対3の場面を迎えると、風見先輩はより大きな声援をあげ、また早口で解説をし始めるなど、結からは「キャラ変わりすぎ」と指摘されます。
「これ…1年生の球やない」
その後、糸島東一打サヨナラのチャンスの場面で、1年生ピッチャーがマウンドに登場。
すると先輩は「四ツ木翔也…。栃木から野球留学で福西に来た。中学時代にノーヒットノーランを何度かしたと聞いた」と突然説明を始めます。
結がピッチャーの姿をよくよく見ると、その正体は、前に漁港で出会った男子高校生でした。
球速が145キロに達すると、「これ…1年生の球やない」と書道部部長らしからぬ台詞をつぶやく風見先輩。
その後ピンチヒッターとして、結の幼馴染・陽太がバッターボックスに立つも、あえなくピッチャーフライにうちとられ、試合は延長戦に突入します。
それから場面が変わって、翌日の新聞では、その後福岡西が大量得点をおさめ、10対3で試合が終了したことが記されていました。さらには「福西のヨン様、誕生!」と大きな見出しも記され、翔也への注目の高さがあらためてうかがわれるのでした。
ネットでの反応
試合が進むほど、興奮した姿を見せた風見先輩。『おむすび』ドラマガイドブックによると、実は高校野球オタクという側面を持っていたそう。
さらに、演じている松本怜生さんの事務所のホームページからプロフィールを見ると、なんと特技に「野球」の2文字が…。
しかも剛速球を投じた四ツ木翔也を演じる佐野勇斗さんのプロフィールには「書道」の文字!
この状況にネットでは「突然の早口解説。書道部なのに(笑)」「風見先輩が何をやっても面白い」「役と演者の特技が真逆とは」「イケメン風見先輩はあっちの枠か(笑)」「運動ができない、けど野球が好きというギャップでくるの、良い」「おそらくいま 糸島東高校で一番 四ツ木翔也に詳しい男」「あの風見先輩が腹から声を…。人間味あるイメージに変わった」といった声があがっていました。
朝ドラ通算111作目となる『おむすび』の舞台は平成“ど真ん中”の、2004年(平成16年)。ヒロイン・米田結(よねだ・ゆい)は、福岡・糸島で両親や祖父母と共に暮らしていた。
「何事もない平和な日々こそ一番」と思って生きてきた結。しかし、地元で伝説と化した姉の存在や、謎のギャル軍団、甲子園を目指す野球青年など、個性的な面々にほん弄されていく。そんな仲間との濃密な時間の中、次第に結は気づいていく。「人生を思いきり楽しんでいいんだ」ということを――。
青春時代を謳歌した自然豊かな糸島、そして阪神・淡路大震災で被災するまでの幼少期を過ごした神戸。ふたつの土地での経験を通じて、食と栄養に関心を持った結は、あることをきっかけに“人のために役立つ喜び”に目覚める。
ドラマには松平健さんや仲里依紗さん、佐野勇斗さんらが出演し、リリー・フランキーさんが語りを担当。脚本は根本ノンジさんが、主題歌『イルミネーション』はB’zが手掛けています。
10/10 12:00
婦人公論.jp