『虎に翼』車椅子の玉を前に言葉を失う寅子。孤独が辛いと話す高齢の稲…視聴者「また新たな社会の課題を提起」「轟らが関係?」「予告の内容が気になって…」

(『虎に翼』/(c)NHK)

7月22日の『虎に翼』

現在放送中の伊藤沙莉さん主演・連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)。第17週「女の情に蛇が住む?」の81回が7月22日に放送され、話題になっています。

*以下、7月22日放送内容のネタバレを含みます。

航一(岡田将生さん)の行きつけである喫茶ライトハウスを経営していたのは涼子(桜井ユキさん)と玉(羽瀬川なぎさん)だった。

再会を喜ぶ寅子だったが、玉はある事情を抱えていた。

二人はこの場所で、昼は喫茶店、夜は高校生に勉強を教える塾を開いているという。

涼子たちの塾には山の境界線をめぐる民事調停で関わった森口(俵木藤汰さん)の娘・美佐江(片岡凜さん)の姿もーーといった話が描かれました。

あらためてあらすじ

今日の放送回にて、14年ぶりに再会を果たした元華族の桜川涼子と寅子。

涼子は使用人だった玉とともに、喫茶ライトハウスを経営していました。

その後、玉は車いすに乗って寅子と再会。「驚かせて申し訳ありません。空襲の時のけがで」と話すと、寅子は「そんな…謝ることじゃ…」と言葉が続きません。

すると涼子は二人の間に立って、「わたくしたち、手と手を取り合って元気に生きております。だから…ご安心なさってね」と話します。

対して寅子がよねや轟、梅やヒャンらの動向を話すと、涼子は「よろしゅうございました…。みなさまのご無事と幸せを‥ずっとお祈りしておりましたの。よかった…」と答え、涙を流すのでした。

ネットの声

寅子が涼子と玉に14年ぶりの再会を果たした今回。

ネットでは「ここまでジェンダーなどの課題に触れてきた『虎に翼』。ここから、障害を持った人たちへもフォーカスしていくのか」「高齢になった稲が孤独で寂しい…と語ったのも社会的課題の提起だよね」「轟らがかかわっていた障害者福祉法のくだりが関係してきそう」「先週の予告で玉が『私がいなければ』と言っていたのが気になって…」といった声が交わされていました。

朝ドラ通算110作目となる『虎に翼』は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんがモデル。昭和の法曹界を舞台に、激動の時代を描いたリーガル・エンターテインメントです。

仲野太賀さんや石田ゆり子さん、松山ケンイチさんらが出演し、尾野真千子さんが語りを、脚本は吉田恵里香さんが担当。

主題歌『さよーならまたいつか!』は米津玄師さんが手掛けています。

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