「大迫力なんです」鈴木紗理奈が馬術競技をアピールも…訂正を求める声が殺到

鈴木紗理奈

 パリ五輪の総合馬術団体で日本が銅メダルを獲得したのは7月29日のこと。馬術でメダルを獲得したのは92年ぶりとあって、各メディアが「初老ジャパン」の健闘をたたえた。8月6日放送のTBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」では、同日に行われる障害飛越個人の決勝をクローズアップ。乗馬を趣味とするタレントの鈴木紗理奈が馬術競技について熱く解説するも、視聴者からは訂正を求める声が殺到していた。

 スタジオで紹介したのは、日本選手で唯一、障害飛越個人の決勝に進出したハーゼ柴山崇選手。紗理奈は、「今日は障害技術というジャンプの大会。これは乗馬の中でも競技人口がいちばん多くて人気のジャンルなんです」と切り出し、競技について「バーの高さも前回の総合よりも上がり、お馬さんもジャンプに特化した馬なんで、スピードも違うし大迫力なんですよ」と力説。「ぜひみなさんに見ていただきたい」と馬術競技をアピールしていた。

 番組MCの石井亮次アナウンサーが「どこで見られるんですか?」と尋ねると、紗理奈は「これはですね、グリーンチャンネルで。グリーンチャンネルで見られますので」と述べ、その後、「あの…入会いるんですかね? グリーンチャンネルっていうのは」とコメント。この疑問に石井アナは「あれ、入会いります。お父さんがよく土日ずっと見ているグリーンチャンネルですから」と返し、紗理奈も「お父さん、競馬好きの方はぜひ、チャンネル合わせていただいて…。ふだんは競馬なんですけど、これやっていただけるということで」と馬術競技の視聴をアピールしていたが、ネット上では《視聴は無料だよ!》《紗理奈さん馬術は無料ですよ》《入会いりませんよ》とツッコミが殺到していた。

グリーンチャンネルは中央競馬を全レース中継する有料チャンネルとして知られていますが、じつは五輪開催中は、馬術競技のライブ中継をアンスクランブル(無料)で提供していたのです。6日の障害飛越個人決勝に出場したハーゼ柴山崇選手は残念ながら途中棄権という結果に終わってしまいましたが、SNSでは《柴山さんお疲れ様!》と選手を労う声とともに《グリーンチャンネルさん、ありがとう!》《勉強になりました。無料放送ありがとう》とグリーンチャンネルへの感謝の声があふれていました。『ゴゴスマ』のやり取りを見ていた視聴者の中には、有料放送だと思って、視聴をあきらめた人も少なくないのではないのでしょうか。できれば番組内で訂正して、無料放送をアナウンスしてほしかったですね」(メディア誌ライター)

 五輪開催中、馬術競技の魅力を伝え続けたグリーンチャンネルに敬意を表したい。

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