プロボクシング世界戦「井上尚弥VSネリ」で試されるMC・竹内由恵の「勝利への貢献度」

　5月6日、4団体統一スーパーバンタム級王者の井上尚弥と、WBC世界同級1位のルイス・ネリ（メキシコ）が東京ドームで戦う。試合は動画配信サービスのAmazonプライムビデオで午後5時からライブ配信される。

　解説は長谷川穂積氏と山中慎介氏というボクシング界のレジェンド2人。MC＆スペシャルゲストがくりぃむしちゅーの上田晋也で、上田とともにMCを務めるのが元テレビ朝日アナでタレントの竹内由恵だ。

　竹内は、フリー転身後は主にバラエティ番組で活躍しているが、ボクシングとも意外な縁がある。彼女は慶大2年のときにボクシング部のマネージャーだったのだ。22年6月配信の「朝日新聞DIGITAL」で竹内は、父親が古本屋で買ってきたボクシング漫画をきっかけに興味を持ったことを明かしている。中でも、さえないボクサーが打たれても何度も立ち上がるシーンが心に残っているという。大学時代にマネージャーになったのも、漫画の影響が大きかったに違いない。

「不思議なもので、漫画をきっかけとして今では世界戦のMCを担当するまでになりました。しかも井上対ネリという、ボクシングファン垂涎のカードです。実は、22年6月に行われた井上対ノニト・ドネアの試合でも竹内はMCを担当しています。この試合で井上はドネアを破り、日本人初の3団体統一王者となりました。ドネアも強敵でしたが、今回のネリもかなり手強い相手です。そのネリに井上が勝利すれば、竹内は『勝利の女神』と呼ばれるでしょうね」（スポーツ紙記者）

　竹内が勝利の女神として井上に微笑むのか。ネリ戦のゴングが待ち遠しい。

（石田英明）