「リアル令嬢」アナたちのファミリーヒストリー大追跡(3)子供時代は「姫」と呼ばれ

田村真子

 他にも女子アナ界の「スーパーお嬢様」は枚挙に暇なし。

 TBS・田村真子アナ(28)の父親は元厚労相の田村憲久衆院議員(59)。田村アナは上智大学在学中、議員宿舎から通学していたことを明かしている。

「田村家は三重県屈指の名門一家。父親だけではなく、曽祖父の田村秢、大伯父の田村元も衆院議員を務めました。実業家だった田村アナの祖父・田村憲司は三重県商工会議所連合会の会長でした。今も田村一族が建設会社の日本土建やケーブルテレビ局・ZTVを経営しています。こうした一家のお嬢様ということで、田村アナは幼少期から一目置かれてきた。彼女が子供の頃に『姫』と呼ばれていたというエピソードが一部で報道されていましたが、地元では『小学校時代、彼女の通学時に校長と教頭が校門まで毎日出迎えに来ていた』との逸話まで残っています」(地元出身のジャーナリスト)

 一方、スポーツ界の〝華麗なる一族”からも。

「TBS・近藤夏子アナ(27)の父親はアメリカンフットボールの元日本代表。その後、商社マンとしてマレーシアで勤務し、近藤アナも5歳まで首都のクアラルンプール育ち。帰国後は幼稚舎から大学まで慶應に通った令嬢です。また、テレビ朝日・斎藤ちはるアナ(27)の父親は〝アメフト界のイチロー〟と呼ばれる斎藤伸明氏。メキシコ五輪で銅メダルを獲得したサッカー元日本代表の鈴木良三氏は父方の祖母の兄にあたります」(芸能関係者)

 驚愕の「ガチお嬢様エピソード」をみずから語ったのが日本テレビの杉野真実アナ(34)だ。その絵に描いたような深窓の令嬢ぶりは、

「彼女は超お嬢様学校として知られる田園調布雙葉学園出身。子供の頃から乗馬やピアノ、油絵、書道などセレブな習い事に勤しんだ。以前、出演番組で『学生時代にアルバイトをしたことがない』『日テレに入社するまでATMの使い方がわからなかった』『実家暮らしで、自分の給料を使ったことがない』と告白し、視聴者の度肝を抜きました」(芸能記者)

 今春から「ニュース7」キャスターに抜擢されたNHK・副島萌生アナ(32)。4月11日の同番組のエンディングで、糸井羊司アナから「故郷の青森・弘前の桜もそろそろですか?」と話を振られ「んだ。みたいですね。待ちきれね!」とナマ津軽弁を披露した彼女だが、青森では知る人ぞ知る名家のお嬢さん育ちだ。

「彼女の実家はJR弘前駅に近い『副島胃腸科内科』。彼女の祖父が医院を開き、現在は父が院長を務めています。医師一族で彼女の兄も医者となり、妹も医学部を卒業したとのこと。地元では『お金持ちなのに偉ぶらない』と評判のエリート一家の出身です」(芸能記者)

 奢らず謙虚にの家訓を守って、NHK夜の看板アナに上り詰めた。

(つづく)

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