「ゆうちゃみで終わっちゃう」藤田ニコル、バラエティの“ギャル枠”消滅危機訴えるも「みりちゃむ、アンジェリカ」無視の違和感

 

 11月20日、『あちこちオードリー』(テレビ東京系)に出演したモデルでタレントの藤田ニコルが、バラエティ番組における“ギャル枠”消滅の危機を訴えた。

 

「小学6年生のときに、ローティーン向けファッション雑誌『nicola』でモデルデビューを果たした藤田さんは『テレビに出始めたのは17歳くらいからなので、テレビ歴はもう10年くらい』と語りました。番組MCを務めるオードリーの若林正恭さんから『ちょっと、大御所感あるよね、もう。みちょぱ(池田美優)と、にこるんってテレビの大御所だよね』と指摘されると、『最近は自分が何枠なのか、ホントにわからない』と、戸惑いを隠しませんでした」(芸能記者)

 

 

 10年間にわたり、バラエティ番組におけるギャル枠を引っ張ってきたという自負を持つ藤田は、自分より下の世代が育っていないことを危惧しているという。「ホントに下の世代が、バラエティへのあこがれがゼロになっちゃってるというか」と語り、雑誌の後輩がみんな女優をやりたがるため、「バラエティ、ひとりもやりたいって子がいない。それが悲しくて」と嘆いた。

 

「とくに『ゆうちゃみ』こと古川優奈さん以降、バラエティに出演するギャルタレントが出てきていないと語り、『ゆうちゃみは、うちと、みちょぱに憧れて、(バラエティ)やりたいって(いまの活躍に)なったんですよ』と明かすと『私もどんどん30代になっていくじゃないですか。さすがに、いつまでも若い子の流行ってるもの聞かれても、困るじゃないですか。早く(後輩を)作っていかないと、このジャンルが終わっちゃうって思って。ゆうちゃみで終わっちゃう』と指摘しました。

 

 本来、ギャル枠は先輩から後輩に代々、受け継がれてきたはずのものだといい、『いっぱいつながってたんですよ。それこそ、ギャルでいったら鈴木奈々さんとか。みんなでつないできた紐が、終わっちゃうんですよ!』と危機感を露わにしたのです」(同前)

 

 藤田は、後輩からの相談にいろいろアドバイスをしているにもかかわらず、何の効果もないことに対し、「口だけのやつらが多すぎて、ホントにダメ」と吐き捨てた。

 

 番組放送後、藤田の意見に対して、Xでは

 

《ガッツの塊のような方からしたら、しらけた後輩は論外なのでしょうね》

 

《別にそこまで売れたくないっしょ ってことやね》

 

《ニコるんがスゴすぎなんじゃね》

 

 などの声があがったほか、

 

《みりちゃむはゆうちゃみの1歳下でモデルもテレビもデビューが後でバラエティ番組にも結構出てない? 今井アンジェリカはPopteen出身の後輩でバラエティで結果残してない?》

 

 など、ゆうちゃみ以降もバラエティのギャル枠で活躍する、モデル出身のタレントをあげる声もあった。

 

「たしかに、みりちゃむ(大木美里亜)さんは『egg』の専属モデルを経て、テレビプロデューサー・佐久間宣行氏のYouTubeチャンネル『佐久間宣行のNOBROCK TV』で“口喧嘩最強ギャル”としてブレイク。その後は、地上波バラエティ番組にも出演し、最近ではNHK連続テレビ小説『おむすび』への出演も話題になりました。

 

 また、今井アンジェリカさんも『Popteen』のレギュラーモデルを経て、現在は『nuts』の専属モデルをしながら、『ゴッドタン』(テレビ東京)を中心に、地上波バラエティ番組にも多数、出演しています。藤田さんが、こうした後輩の活躍を知らないはずもないと思うだけに、『ゆうちゃみ以降、出てきていない』という発言には違和感があります。

 

 藤田さんからしたら、この2人は“後輩”と認めるには、まだまだということなのか……。“ギャル枠”にも、厳しい上下関係があるということでしょうか」(前出・芸能記者)

 

 上下関係がウザいから、ギャルの道を選んだのでは……。

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