「滝沢秀明がすべて許されてるのはなぜ?」Number_i・平野紫耀が感謝語るも紅白出場に猛反発…性加害問題から続く“モヤモヤ”
2024年末の『第75回NHK紅白歌合戦』に初出場することが決定したNumber_i。11月19日に開かれた出場者発表会見で、意気込みを語った。
Number_iは、滝沢秀明氏率いるTOBEに所属。元King & Princeの平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の3人組で結成され、今年の1月1日にデビューを果たした。滝沢社長からのメッセージを聞かれると、神宮寺は「まだ何も聞いてないんです。僕らもさっき(出場を)知ったばかりで」と告白。平野は、今年1年の活動を振り返りつつ、「社長のサポートあって(のこと)だったと思うので、ありがとうございますとお伝えしたいです」と語った。
いっぽう、今回の紅白では、Number_iメンバーや滝沢氏の古巣であるSTARTO ENTERTAINMENT社所属のグループは、またも出場しないことが判明している。
「2023年には、旧ジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題のため、44年ぶりに紅白出場が見送られていました。今年はNHK側が何組かにオファーを出していたそうですが、合意に至らなかったといいます。NHKは番組でのSTARTO社タレント起用も慎重でしたが、ちょうど10月には、現場判断で契約再開が可能になったと発表していました。紅白に向けた一手だったのでしょうが、結果的にはSTARTO社側にフラれる形となってしまいました」(芸能記者)
“脱出組”であるNumber_iの起用に反発する向きもあり、紅白出場に関しては、STARTO社タレントのファンのなかでも「出なくていい」という声が少なくない。だが、複雑な思いはあるようで、今回平野らによる「社長への感謝」発言を見たSTARTO社側のファンからは、滝沢氏への厳しい批判が飛び出した。
《ジャニーズを辞めなかった人たちはあんなに楽しそうに思い出を語ってたジャニーさんやジャニーズという名前を出すこともできず、疎遠だったジュリーさんも血縁関係があるだけで断罪されたのにジュリーさんよりジャニーさんに近く後継者として副社長でもあった滝沢秀明が全て許されてるのは何故?》
《ジャニーさんに一番近かった男が社長になったのに何も説明せず辞めたらオッケーってどういうつもり??》
《誰よりもジャニーさんのことを知ってたはずのこの人が、周辺がザワついてきたらとっとと辞めて口を閉ざしたのが、もうなんかやり方汚ねえなとしか思えない。》
滝沢氏は、2022年10月末に旧ジャニーズ事務所の副社長を電撃退任し、翌年3月に「TOBE」を設立。芸能活動時から「小さなジャニーさん」と呼ばれ、引退後もJr.のプロデュースに事務所経営にも関わる重要な立場だっただけに、退任の衝撃は大きかった。当時は、事務所社長・藤島ジュリー景子氏と滝沢氏のそりが合わず、互いに不満が高まっていたといった内情が「週刊文春」に報じられている。
「滝沢氏や元King & Princeの3人が事務所を出ていったのは、ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐる騒動が過熱するより前のことです。とはいえ、ジャニーイズムを継承した人間として『説明責任はあるのでは』と指摘され続けていますが、滝沢氏は沈黙を貫いています。そうした姿勢に対するファンの不満が、今回の紅白出場をめぐり、あらためて爆発してしまった感があります」(芸能記者)
滝沢氏が口を開かない限り、古巣とのわだかまりは続きそうだ。
11/22 03:07
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