「女子アナ介抱」で株急上昇!谷原章介『王様のブランチ』では“すべて下調べ”の超絶プロ意識、俳優業は“嫌なヤツ”路線変更で脱皮過去

 

 11月11日、『めざまし8』(フジテレビ系)生放送中に、小室瑛莉子アナウンサーが倒れるアクシデントが起きた。

 

 同番組の月曜〜木曜のメインキャスターを務めている小室アナ。この日の放送では、同じくメインキャスターの谷原章介が話している最中に「ドン」という音とともに、失神したような彼女の姿が映し出された。

 

 

 すぐに谷原は横を向き「大丈夫?」と駆け寄ると、小室アナは「すみません」と言いながら、徐々に倒れ込む。谷原はそのまま彼女の体を支え、座らせた後にカメラは切り替わったのだった。

 

 小室アナが倒れた際の『めざまし8』の放送について、X上ではこんな声が聞かれていた。

 

《すぐに優しく声をかけながら支える谷原章介スマートすぎる》

 

《谷原章介さんが「大丈夫!?」って介抱してたけど、転倒しないように自分の身体の方に重心を傾けてゆっくり下すところのスマートさ。本当のイケオジ見た》

 

《めざまし8でのアクシデントにもスマートに対応した谷原章介さん、英語も流暢で何でもできるやん》

 

 芸能記者はこう話す。

 

「その後の放送で、小室アナは貧血だったとアナウンスされ、大事には至っていません。この放送の後、谷原さんが“異変”にすぐ気づいて、小室アナを介抱したことに称賛の声があがっていました。

 

 またその後、翌日も小室アナは番組を欠席していたのですが、その間も谷原さんはテレビの向こうの小室アナへの“呼びかけ”をおこなっており、このこともSNSなどでは好感をもって迎えられました」

 

 2021年春から『めざまし8』のメインキャスターを務めている谷原。ワイドショーという番組の性質上、彼の発言に批判が出ることも多いが「芸能人」としての評判は非常にいいのだという。

 

 もともと、「MEN’S NON-NO」のモデルとしてデビューした谷原。その後は“イケメン俳優”として、1995年の映画『花より男子』などに出演。俳優業の転機について、スポーツ紙記者はこう話す。

 

「今の事務所に移籍した2000年ごろから“キャラ変”したんです。それまでも二枚目の役柄を演じることが多かった谷原さんですけど、それまでの主役ではなく、脇役で“二枚目だけど嫌なヤツ”に路線を変更した結果、多くの映画やドラマなどから声がかかるようになったと聞きます。

 

 努力家で、取材を受ける際も、事前によく調べてから臨むようで、こちらの質問の意図もよく理解して答えてくれる。そのため、非常にスムーズに取材を終えることができました。売れてくると何も調べずに応じるタレントもいるので……谷原さんには非常に好感が持てます。

 

 番組スタッフや出演者に対しても、非常に丁寧に対応するため、番組スタッフも出演者に対して丁重に接します。言葉を荒げることもなくソフトなため、関係者はのびのびとやれている印象です」(スポーツ紙記者)

 

 芸能ジャーナリストは、彼の司会者としてのプロ意識についてこう明かす。

 

「とにかく勉強家。2007年から2017年まで、10年間MCを務めたトーク番組『王様のブランチ』(TBS系)で紹介した映画や音楽、小説などはすべて調べて番組に臨んだと聞きます。

 

 2016年から司会を務めている生放送の音楽番組『うたコン』(NHK)に出演する際は、時間がない放送前ではなく、放送後に谷原さん自ら出演者の方たちに『ありがとうございました』と声をかけ、丁寧に挨拶していた姿を目撃したことがあります。また、出演者とコミュニケーションを図ろうと、一緒に写真を撮ることを求められると、嫌がる素振りを見せることなく笑顔で応じていました。

 

 スタッフから彼に関する悪い話を聞いたことはありません。だから、MCが8年間も続いているし、一時は『NHK紅白歌合戦』の司会に谷原さんという話も浮上したのだと思います」

 

 株が“急上昇”した谷原だが、それまでの蓄積があったからこそだろう。

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