「復帰できると思っているのがおめでたい」松本人志 代理人弁護士が“会見拒否”発表、透ける“俺は間違ってない”スタンス
複数女性との性加害疑惑を報じられた「週刊文春」との訴訟を、双方の合意により11月8日に終結させ、年明けの芸能界復帰を目指すとされる松本人志。
しかし、自身のXで《事実無根なので闘いまーす》と息巻いていたにも関わらず、最後は自ら訴訟を取り下げる形となった松本の復帰には、世間からの反発の声も多い。じっさい、松本の代理人弁護士には、報道関係者らから記者会見の要望が多数届いているという。
そうしたなか、松本人志の代理人弁護士が所属する八重洲総合法律事務所が11月15日、公式サイトを更新。
「本件に関して、すでに公表済みのコメント以外の情報発信を行うことは、関係者との協議及びその結果の趣旨・内容に鑑み控えざるを得ませんので、何卒(なにとぞ)ご理解賜りますよう、お願いいたします」
として、会見拒否の姿勢を打ち出した。これに、X上では、
《控えざるを得ないのじゃなくて、会見したくないだけやろ。男らしくない》
《弁護士の意見を聞きたいのでは無い 松本人志の意見を本人の口から聞きたいのだ》
《頑なに記者会見せずに、復帰できると思っているのがおめでたいなぁ》
など、批判的な声が多数あがっている。さらに、
《正直、この弁護士の方って仕事ができるとは思えないんですが。初めから全部悪手のように思うのですが》
と、八重洲総合法律事務所の対応のまずさを指摘する声も複数寄せられている。
「松本さんは裁判終結の際に出したコメントで、『松本において、かつて女性らが参加する会合に出席しておりました。参加された女性の中で不快な思いをされたり、心を痛められた方々がいらっしゃったのであれば、率直にお詫び申し上げます』と謝罪の姿勢を見せましたが、被害女性の存在を仮定するかのような、『心を痛められた方々がいらっしゃったのであれば』という言い方には、多くの批判が集まりました。
また裁判中には、松本側の代理人である田代弁護士が、被害女性について探偵を使って行動を探っていたことが明らかになっている上、被害女性の関係者である弁護士に直接接触したことも『週刊文春』によって報じられています。こうした対応が、裁判所の心証を悪化させたとも言われており、『弁護士を変えたほうがいい』という声に繋がっていたのです」(芸能記者)
一方、別の芸能ジャーナリストはこう指摘する。
「弁護士サイドが、わざわざ芸能界復帰の道筋を立てるはずはないし、芸能人として会見を開くべきか否か決められるわけでもありません。今回の事務所の発表は、まず間違いなく松本さんの意向でしょう。被害を訴える女性のプライバシーに触れる可能性があるなど、会見を開くと法的リスクが発生する可能性があるのは間違いありませんが、会見ではその点についてすべて回答を拒否し、松本さん本人の心情や認識についてだけ語ればいいわけですからね。
となると、提訴取り下げ時のコメント通り、松本さんとしてはまだ納得していないということでしょう。『俺は間違っていない』というスタンスを崩すつもりがないため、記者会見を開いても逆に炎上してしまう可能性があるわけです。結局、現状は文春報道が出た直後の振り出しに戻っただけで、何も前に進んでいません。芸能界に戻るのであれば、やはり何かしら“本音”の説明が必要でしょう」
2023年6月18日に『まつもtoなかい』(フジテレビ系)に出演した松本は、不倫の話題が出た際、「文春が来た時の一言目はもう決めてるんだけどね。『とうとうバレたか~』って言って逃げたろうかなって思ってる」と発言していた。このまま会見からも「逃げたろうかなって思ってる」のだろうか。
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