「説得力がなさすぎる」YOSHIKIの“発言”にファンはため息…批判寄せられる“音楽軽視”な行動

　11月13日、「X JAPAN」のYOSHIKIがSNSを更新。その内容が注目を集めている。11月11日には、2022年に結成したロックバンド「THE LAST ROCKSTARS（以下、TLRS）」から、ギタリストのMIYAVIが脱退したことが発表されたばかり。

　YOSHIKIは具体的なテーマには触れていないが、自身のXでこうつづっている。

《これからの数年で、音楽業界、映画業界、ファッション業界、全てが大幅に変わる。自分は今その全てに関わっている。俺は今その全てに挑戦している 決して自分を見失っていない 俺がこの世から去る前に結果を残すよ ファンのみんな、業界のみんなも、俺について来きな 大きな夢をみせるよ》

　TLRSは、MIYAVIの脱退発表とともに、2023年8月に発表された「PSYCHO LOVE」のミュージックビデオを公開しており、TLRSの今後などを気にするファンに対する今後への呼びかけなのかもしれない。

　しかし、これに対して、X上ではYOSHIKIの“これまで”を見てきたファンから失望の声が聞かれてしまった。

《1日24時間はみんな平等。待ちくたびれてXJAPANのファンをやめました。俺について来な…説得力が無さ過ぎる。》

《なら、はよアルバム出してよ・・・母体のXすら中途半端なのに・・・》

《大きな夢が夢に終わらず実現する事祈るよ。それより、Xは？ YOSHIKIさん》

　ひとえに、YOSHIKIがかかわる多岐にわたる活動の停滞気味が原因だろう。芸能記者はこう話す。

「最近のYOSHIKIさんの行動に疑問を抱くファンも多く、幻滅するのも当然でしょう。ファンのなかには、バンド活動以外を優先し、本業であるバンド活動を中途半端にしている印象を受ける人も多いようです。

　YOSHIKIさんが長年匂わせている、X JAPANの活動は2018年9月の無観客ライブ以後、止まっています。メンバーの不仲などと色々と取り沙汰されていますが、理由は明かしていません。

　オリジナルアルバムの完成、発売についても言及されていないため、ファンからは『手近で儲かるプロデュース業を優先している』という声も聞こえてきます」

　10月25日には、元「NEWS」の手越祐也が、YOSHIKIのプロデュースするボーイズグループ「XY（エックスワイ）」に加入することが発表された。

「XYに関してもYOSHIKIさんのプロデュースとしながらも、最近はかかわりが薄くなってきたなかで、手越さんの電撃加入が発表されたことで、ファンから批判の声が寄せられていました」（同前）

　首の持病を抱えているYOSHIKIは「頸椎椎間孔狭窄症」の3度めの手術を2024年10月に受けたが、そのために音楽活動をすべてキャンセルする形になった。

「その一方で、ファッションブランド『MAISON YOSHIKI PARIS』の活動は優先しており、当初は首の手術も9月に受ける予定だったんです。

　それをYOSHIKIさんは、Xで《ついに発表！パリコレのために首の手術日を1ヶ月延期することにした》とファッションブランドを優先するような発言を自身のXで見せたので、批判の声が上がっていました。

　今回の《全てに挑戦している》という発言も、見ようによっては“音楽軽視”と見られかねないので、ガッカリするファンが多いのは仕方ないでしょう」（同前）

　ファンにとっては復活して“くれない”のはつらいだろう。