のん 衝撃の“さかなクン帽子“で映画祭登場も『ZIP!』は“無視”独立騒動から8年、各局が続ける“出禁措置”【写真あり】

 

 11月4日、静岡県・沼津市で第1回「しずおか映画祭」が開催された。プロデュースをしたのは、俳優・磯村勇斗だ。

 

「磯村さんの地元である静岡県で、2023年7月に『沼津市制100周年記念事業』で舞台をやったことをきっかけに、“次は映画祭を開催したい”という思いを抱き、たった1年で叶えました。約1500人分のチケットは完売し、同映画祭は大成功を収めましたよ。4作品が上映され、ゲストに呼んだのは同県出身の監督や、役者仲間の北村匠海さん、そして沼津市でロケを行い同映画祭でも上映された『さかなのこ』で主演を務めた女優・のんさんです」(芸能記者)

 

 

 上下真っ白の衣装で、足元はボリュームのあるデザインにピンヒールを合わせた衣装が特徴的なのんの頭には、映画のモデルとなった、さかなクンお馴染みのハコフグ帽子が乗っている。

 

「映画祭が行われた『沼津市民文化センター』内で、大きく手を振って移動していました。さかなの物語なので意識しているのか、足元のデザインがイソギンチャクのようにフワフワと揺れていましたね。

 

 トーク時間には、同作で磯村さんと初共演をした現場エピソードに華を咲かせて、終始和気あいあいとした雰囲気でした」(参加した客)

 

 のんは12月に主演映画『私にふさわしいホテル』の公開が控えており、俳優業は絶好調かと思われたが、芸能ジャーナリストはとある指摘をした。

 

「磯村さんがプロデュースという話題性により、映画祭の様子は『ZIP!』(日本テレビ系)など朝の情報番組で取り上げられましたが、のんさんは1秒も映らなかったのです。知名度から言えば、取り上げられて当然なのに、“無視”したわけですね。

 

 のんさんは、2013年放送のNHK朝ドラ『あまちゃん』でヒロインを演じて大ブレイク。その後、映画、ドラマと出演が続きましたが、2015年4月、前所属事務所との間で独立騒動が勃発しました。結局、2016年に事務所を退所することとなりましたが、前事務所との契約の問題から本名での活動ができなくなり、『のん』に改名しました。

 

 それからというもの、約10年間で民放のドラマ出演は“0本”。いまだに出禁状態が続いています。とは言っても、NHKやCM、映画の世界では活躍しています。のんさんとしては、無理に旧所属事務所やテレビ局に頭を下げて地上波に出させてもらう必要がない、ということでしょう。テレビ局側もそれを受けて、なんとなく出禁状態が続いてる、ということです。お互いに和解するきっかけを失ってしまったのではないでしょうか。ただ、ファンからすれば地上波だろうが映画だろうが魅力のある女優さんを見たいはず。そろそろ雪解けしてほしいですね」(芸能記者)

 

 役者も起用する側もお互い“海”のように広い心を持ってほしいが。

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