「同じとこグルグル」「すべて中途半端」橋本環奈『おむすび』ヒロインの “極端すぎる” 行動に冷ややかな目
橋本環奈が主演を務めるNHK連続テレビ小説『おむすび』の第6週が、11月4日から放送されている。ヒロインの言動をめぐって、インターネット上では、やはり厳しい声が──。
『おむすび』は、橋本演じるヒロインが「どんな困難も明るくたくましく乗り越える」をモットーに、人々の健康を支える栄養士になっていく物語。
舞台は2004年の福岡・糸島。福岡のギャルグループ「ハギャレン(博多ギャル連合)」の “伝説のギャル” と称された姉を持つ高校生のヒロインが、「ハギャレン」に勧誘され、ときに衝突しながらもグループと親睦を深めていく……というのが、これまでの大まかなストーリーだ。
11月1日までの第5週では、物語の雰囲気に変化があった。
「ヒロインの回想で、1995年に神戸で生活していた過去が描かれたのです。同年1月17日に起きた阪神・淡路大震災によって、ヒロインが暮らす自宅は倒壊し、父親の実家である糸島に移ることになりました。
これまでは、“平成ギャル” を中心とした明るい空気でしたが、姉が震災で親友を亡くし、家族とギクシャクするなど、シリアスな展開が続きました」(芸能記者)
過去パートが終了し、最初の回となった11月4日の放送では、ヒロインが「ハギャレン」や所属していた書道部をやめ、空いた時間は家の畑仕事の手伝いに専念する様子が描かれた。
ただ、Xでは、ストーリー展開に批判的な声があがっている。
《姉がギャルになった、姉が東京に行った、結がギャルを嫌い、何一つ明かされないのは何故? そして、今日は突然の神戸への話。伏線で(このドラマでは伏線ぽくしているけど伏線ではなく、とっちらかっているだけ)引っ張れば視聴者がついてくるとでも?》
《おむすびって全然話の展開が… 同じとこグルグルしてる感じ》
《ギャル、農業、書道に敬意を持ってるように見えない全て中途半端にちょっとずつ見せられてるから何がしたいのか分からない》
辛辣な反応が見受けられる背景について、前出の芸能記者は「ヒロインの言動が原因では」と語る。
「これまで、ヒロインはギャルや姉を毛嫌いしている描写があったものの、詳細な理由は明かされず、過去パートがカギを握ると思われていました。
ところが、第5週ではどちらかというと、姉の悲しい過去が中心で、いまひとつヒロインの “トラウマ” がわかりにくかった印象です。
そんななか、ヒロインが時間をかけて結束を深めた『ハギャレン』を一方的にやめることを宣言し、これまでの流れを断ち切ってしまいました。
極端すぎるヒロインの言動に混乱する人がいるのも当然でしょう」
5日の放送では、ヒロインの姉の付き人を名乗る男性が現れ、家を飛び出した姉が東京で女優をしていたことが発覚した。新しい展開も見受けられるが、それまでの “伏線” 回収がいっさいされていないことには、心配面のほうが強い。
「ヒロインの過去のトラウマ、『ハギャレン』脱退、姉との確執など、いろいろな要素を詰め込んでいるものの、どれも明白に描かれず、結果的に消化不良になっている印象です。
かねてから、ストーリー展開の遅さは指摘されていましたが、ヒロインの突拍子もない言動も加わり、げんなりしてしまう視聴者もいるのかもしれません」(前出・芸能記者)
橋本自身にもスキャンダルが報じられるなか、今後『おむすび』が転がる方向は、はたして……。
11/05 10:54
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