「真剣に生きようとする人間をバカにする」元TOKIO長瀬智也 “裏金投稿”への批判めぐり“反論”も遠のくメンバー再集結の道
2021年3月にTOKIOを脱退。旧ジャニーズ事務所を退所後は、芸能界からは距離を置き、バイクレース、釣り、バンド活動と、多彩な “趣味人”としてのライフスタイルを満喫する長瀬智也。
そんな長瀬が、Instagramのストーリーズにつづった一文が話題を呼んだのは、10月24日のことだ。
《裏金でパンクを直していただけますでしょうか #自民党》
長瀬がこの一文をつづった前日、『しんぶん赤旗』のスクープによって、自民党が裏金問題で非公認とした8名の候補者の党支部に『活動費』として2000万円ずつ支払っていたことが明らかになった。タイミング的に長瀬は、このことを皮肉ったと思われる。10月25日にも、長瀬は《こちらのタイヤがそろそろ寿命なのですが…ダメですよね? #裏金 #パンヘッド》と書き込んだ。
これらの長瀬の投稿に対して、X上では絶賛の声が集まった一方で、「ダサい」「裏金の意味をわかっていない」など批判の声も飛び交った。
そうしたなかで10月30日、長瀬はInstagramを更新。
《衆議院選挙も無事終わり、いよいよA.V.C.C.MAX.etc…の筑波サーキット最終戦が11月10日(sun)に開催されます》
そう切り出した長瀬は、自身のバイクチームが出場するレースの告知とともに、
《この日本社会では真剣に生きようとする人間をバカにする謎のダサい風潮がありますが、そんな社会に疲れた方にはぜひ筑波サーキットにご来場いただき本来の日本を少しでも感じていただけたらと思います》
そんなふうに、現在の日本の風潮を「ダサい」とぶった斬った。
「長瀬さんは28日にも、サングラスをかけた自身の写真とともに、
《サングラスを探しててようやく手に入れたサングラスをかけてたら皆にダサいと言われて心の中でガッツポーズ 俺に転がされているようじゃダメ》
と、意味深な投稿をしています。皮肉を込めた自民党批判が賞賛を集めた一方で、『ダサい』『イキってる』などと非難されたことに対する長瀬さんなりのアンサーかもしれませんね」(芸能記者)
長瀬個人が自分の信念に基づいて政治的な発言をするのは無論、結構なこと。ただ、一部のファンは複雑な感情を抱いているようだ。
「というのも、今でも根強くTOKIOを5人で再結成してほしい願うファンがいるのです。山口達也メンバーが飲酒騒動や性加害騒動で脱退し、その後長瀬さんも抜けて、残された城島茂さん、国分太一さん、松岡昌宏さんの3人が株式会社TOKIOを設立しました。
株式会社TOKIOは『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)の名物企画『DASH村』のつながりで、今でも福島で復興イベントをやるなど自治体と親しい関係を築いています。そうした中で、長瀬さんが政治的な発言を繰り返せば繰り返すほど一緒に仕事をするハードルがあがってしまうでしょう。山口さんが再婚を発表し、世間的にも徐々に“許される”雰囲気が醸成されている中、メンバーが集うことへの唯一のネックが長瀬さんなのです。
長瀬さんは完全に我が道をゆくというか、かつての仲間たちとグループで表舞台に立つ、という考えは今のところないようですね。一部のTOKIOファンにとっては、寂しいことでしょう」(同前)
“真剣に再結成”は当分なさそうだ。
11/05 08:10
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