オズワルド伊藤は「そんなわけねえだろ」の猛反論…過熱する「地方営業で芸人手抜き」説にお笑い界は戦々恐々

 

《札幌に売れてる芸人来てライブしてくれるのはマジで嬉しいんだけど、たまに明らかに舐めて手抜いてる人がいたりすると結構悲しくなる》

 

 11月2日にXに投稿された、こんなポストが注目を浴びている。現在は削除済みだが、5万件近くのいいねが押され、「地方営業での芸人手抜き説」がにわかに話題となっているのだ。

 

 そんななか、具体名を出されて “飛び火” している芸人も――目下、最も “疑惑の目” を向けられているのがパンクブーブーだ。

 

《田舎の3年に1回しか芸能人呼べない高校の文化祭でパンクブーブーが漫才せずに終始低空飛行なトークしたことを思い出させないでくれ…いまだに許せていないんだ…今でも1時間ぐらいキレれるぐらい…》

 

 

 この真偽不明のポストには10万件近くのいいねがつけられている。これが火付けとなり、パンクブーブーだけではなく、多くの芸人に「手抜きしていた」という批判がぶつけられる事態になっている。

 

「パンクブーブー以外には、オズワルドも《クソつまんねートークして帰ったから普通に嫌いになった》(一部変更、現在は削除)と投稿されました。これに対し、ツッコミの伊藤俊介さんは《そんなわけねえだろ。しっかりネタやって鼻血出るくらい滑ったんだよ。芸風的に勘違いされやすいけども。それはそれでごめんな》とX上で赤裸々に “返答” しています。

 

 ノンスタイルの井上裕介さんについては《当日はイベントを楽しむことなく永遠に並んで1列目の真ん中の席を確保して待ってたのに、出てきた井上が馬鹿みてえに手抜いてて本当に悲しくなった》との声が。ほかに、COWCOW、キングコングなど、多くの芸人が批判エピソードを投稿されています。

 

 パンクブーブーの2人は沈黙していますね。真相はわかりませんが、騒動が次々に飛び火している状態で、お笑い界は戦々恐々の様子です」(芸能記者)

 

 この騒動が起きたのは、折しも3連休の真ん中の日。全国各地で学園祭がおこなわれており、リアルタイムで多くの芸人が反応した。芸人らのなかには、ネタにする人も。

 

 とろサーモン久保田は《九州で学園祭四つ回ってます。すぐにSNSでなんか言われる時代なので今日は一言も喋りません。ぜひお越しください》と騒動を皮肉ってみせた。

 

 一方、営業芸人として有名なくまだまさしは《芸人さんで手を抜いてる人いないよ!》《手を抜いてる奴が仕事あるほど甘い世界ではねーです》と、その厳しさを吐露している。

 

 多くの芸人は、一生懸命、ネタをやっているのは間違いない。安易に「手抜き」と糾弾したり、その尻馬に乗らないようにするのも大切だろう。

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