ほんこん、公明党の公約に苦言…低所得者世帯への給付金支給案に「みんな選挙に行かな搾取される」

 

 公明党の石井啓一代表が、物価高対策として衆院選公約に盛り込んだ、低所得者世帯に向けた10万円の給付金支給案。これに、お笑いタレントのほんこんが噛み付いた。

 

 ほんこんは10月18日、公明党の給付金支給案について《なんで減税しないの?なにこの働いたら負けは?》と疑問を呈した一般ユーザーのポストを引用し、Xに投稿。

 

 

《みんな選挙に行かな搾取される人生 とんでもない事になる》

 

 との書き出しで、

 

《頭がいい奴がややこしいルールを決めバカがそれに従う》

 

 と、持論を展開。続けて、

 

《選挙がめんどくさいとか言って一生馬車馬の様に利用される》

 

 として、暗に選挙に行かない国民へ投票を促した。

 

「ほんこんさんは、その2時間後にも、別のユーザーの政治家による選挙前の“バラ撒き”を批判するポストを引用し、《これを優遇と言う 平等とは この世に存在せず 一生懸命生きて低所得者 遊んで生きて低所得者 その線引きは して欲しい》と主張しました。

 

 連日、政治関連のポストやRTを繰り返すなかで、《選挙行けよ!》と2回続けて連投するなど、危機感を露わにしています。また自身が支持するのは、作家の百田尚樹氏が代表をつとめる日本保守党であることも明確にしています」

 

 公明党の低所得者世帯向けの10万円支給案に反対のスタンスを見せたほんこん氏に、X上では、

 

《低所得者にポンポンポンポンやりやがって…腹立つ》

 

《ばら撒くのにまたまた莫大な金がかかる》

 

 など、共感の声も多くあがった一方、“弱者切り捨て”とも捉えられかねない発言に、

 

 

《不正してるならダメですが、ルールの中で生活してる他人を個人の倫理観で叩くのはおかしい》

 

《低所得者でも働きたくても働けない人も居ることを知ってもらいたいです》

 

「公明党の石井啓一代表は、今回の衆院選に自民と立民が立候補を見送った『埼玉14区』から出馬しています。『代表が重複をやると士気が下がる』として比例重複は辞退したため、落選すると後がない“崖っぷち”の状況ですが、最新の選挙情勢では、国民民主党から立候補している鈴木義弘氏との大接戦が伝えられています。

 

 一方、日本保守党は今回の総選挙で5議席確保する、という見立ても出ており、まさにほんこんさんとしては願ったりかなったりの展開でしょうね」(政治部記者)

 

 はたして、明日の投開票で、有権者が出す答えとは――。

ジャンルで探す