「炎上視聴率狙いですか?」太田光、選挙特番抜擢に批判殺到…度重なる“失礼騒動”の過去も局に計算

 

 10月17日、爆笑問題・太田光が27日に放送される選挙特番『選挙の日2024~私たちの明日「変わる」~』(TBS系)のスペシャルキャスターを担当することが発表された。太田は3度めの出演となり、同番組の公式HPでは、

 

《政治家の皆さんからは、これまでもテレビの番組などで、何度も何度も話を聞いてきました。過去の色んな話も思い出しながら、皆さんがこれから本当に何をしたいのか? ズバリ核心を聞いてみたいです》

 

 と意気込みを語っている。しかし、太田といえば過去に出演した2回の選挙番組でどちらも“炎上”している。

 

 

「政治家に対し歯に衣着せぬ物言いをする太田さんだからこそ、食い込んだ質問ができるのですが、政治家に対して『失礼すぎる』と度々批判されてきました。2021年に出演した際には、苦戦を強いられた自民党・甘利明氏に『ご愁傷様でした』と言ったことや、自民党・二階俊博氏に対して、高齢に触れるように『いつまで政治家続けるつもりですか?』と発言したことが問題視されました。

 

 今回も特別司会を務める石井亮次さんは、2021年に共演した時に『カンペで、太田さんを叱ってくださいと出ていた』と明かしました。冷や汗をかく現場であったことがうかがえますね」(芸能記者)

 

 X上では、太田の出演について批判的な声が多数聞こえてきる。

 

《TBSの選挙特番は太田光が出演し、毎回不愉快なので絶対に観ません》

 

《TBSは選挙特番を太田光による炎上バラエティーとして注目を集めようという考え方をしていますが、一般的にズレてる気がします》

 

《いらん奴が1人紛れ込んでる炎上視聴率狙いですか?》

 

《TBSは炎上上等というわけなんだな》

 

 芸能ジャーナリストはテレビ局の“計算”だと指摘する。

 

「開票日には、各局が『選挙特別番組』で開票速報をおこないます。2021年の衆議院議員総選挙では、太田さんが出演した『選挙の日2021 太田光と問う!私たちのミライ』をはじめ、『zero選挙2021』(日本テレビ系)、『選挙ステーション2021』(テレビ朝日系)、『Live選挙サンデー(フジテレビ系)など、民放の主力報道番組が並びました。このなかで視聴率を取るためには、話題性のあるコメンテーターを起用する必要があります。そういった意味では、太田さんは確かに適任でしょう。

 

 ただ、SNS上での反応が示す通り、ある種の“炎上商法”にも似たTBSの手法に対し、視聴者が嫌悪感をいただいているのは間違いありません。たんに“失礼”なだけでなく、太田さんらしい政治家への深堀りやわかりやすい解説を期待したいところです」

 

 政治家たちが繰り広げる熾烈な選挙戦の裏で、テレビ局も数字に追われているというわけだ。

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