「甘口」超えて“聖人伝説”あふれる一般人のピーコさん「追悼エピソード」まさかの「おすぎが何人か混ざってそう」指摘まで

 

 9月3日に、79歳で亡くなっていたことが明らかになった、ファッション評論家でタレントのピーコ(本名・杉浦克昭)さん。

 

 1975年に、双子の弟で映画評論家のおすぎさんとともに「おすぎとピーコ」としてタレント活動を開始。当時はまだ珍しかった“オネエキャラ”と毒舌コメントで一躍、人気者となった。

 

 10月20日、マスコミ各社がピーコさんの死を報じると、SNSでは追悼のコメントとともに、多くのエピソードが語られた。

 

《昔コンビニのバイトしてた時、節分の恵方巻きを販売する為に激寒屋外に机設置して声出して売ってた。そしたらピーコさんが通りがかって、恵方巻き沢山買ってくれた。「これスタッフに配るわ。寒いんだから早く店の中戻りなさいね」って言ってくれたのすごく嬉しかった。ご冥福をお祈りします》

 

 

 このXのポストは10月21日に投稿され、23日時点で399万枚のインプレションがあり、12万の「いいね」がついている。Xにはほかにも、こんなエピソードが。

 

《学生の時、駅にピーコさんがいらして友達と思わず「ピーコさんだ!」って言ってしまったら、それに気づいたピーコさんが「運動部?大変ね、頑張りなさいよ」って言ってその場にいた全員に自販機でジュースを買ってくださったこと今でも忘れられない大切な思い出です。本当に優しくて素敵な方でした》

 

《私がまだ10代の頃。買ったばかりのトレンチコートを羽織りテンパって銀座を歩いていると信号で並んだピーコさんが「ちょっといい?やっぱり新品ね、こういうの着るの初めて?あ触っても?こんな感じでどう」と着こなしをお直ししてくれました。全てがエレガントでした。心からご冥福をお祈りいたします》

 

 これなどはほんの一部で、ほかにも多くの“聖人エピソード”がSNSにあふれている状況だ。

 

「ピーコさんといえば、ワイドショーで大人気だった『辛口ファッションチェック』ですが、実際のピーコさんは辛口どころか、どんな若手のスタッフにも気を遣って優しい声をかけてくれる“甘口”の方でした」(テレビ局関係者)

 

 SNSでは多くの著名人もピーコさんについて語っているが、これほど多くの一般の人たちからのエピソードが寄せられるタレントも珍しいだろう。この状況に

 

《ピーコさんが亡くなって出てくる一般人の遭遇エピソード、だいたいピーコさんが自販機やコンビニでちょっとしたもの奢ってて笑う テレビで見てた以上に気さくな方だったんだなぁ 声をかけてくれた方に遠慮せず受け取れる程度のものを奢るってピーコさんの定番パターンだったんだろうな》

 

 など、改めてピーコさんの人柄を偲ぶ声も少なくない。が、なかには

 

《ピーコさんの聖人エピソード、まあ亡くなったかたなのでどうこう、というのも野暮だが、半分くらいおすぎのエピソードだったりしないか?》

 

《ピーコさんが亡くなってから怒涛の良エピソードを見かけるようになったけど、何人かおすぎが混ざってそう》

 

 との声も。双子なら、おすぎが同じくらい“聖人”であってもおかしくない。

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