尻文字、開脚、フルート披露…ミスFLASH2025ファイナリストがグランプリに向けて個性あふれる所信表明!

葵 成美

 

 9月16日(月・祝)に「ミスFLASH2025」のファイナリスト20名の記者会見と、お披露目・所信表明イベントが開催された。19代目のグランプリを目指して、それぞれユニークなアピールをしたファイナリストたち。ファンを招いておこなわれたお披露目・所信表明イベントでは、追加席もすべて埋まるという大盛況で、会場は大いに盛り上がった。

 

 司会はシャバダバふじと、ミスFLASH2022の大塚杏奈。大塚は「3年前私もこの場に立ちましたが、すごく緊張したことを覚えています」と感慨深げに語った。

 

 ファイナリストの紹介は、チャレンジバトル(敗者復活)5位の白石希望から。「セミファイナリストのお披露目記者会見で、開脚をしながら英語をしゃべるという特技を披露しました。するとスポーツ新聞に取り上げてもらい、以降ファンの皆さんからは“開脚イングリッシュネキ”と呼ばれています」と、本オーディションで大きな反響があったことを語った。

 

 

 続いて、チャレンジバトル4位の榊原明日美。「芸歴半年で初めてのオーディション参加です。セミファイナルステージでは一度脱落しかけたのですが、敗者復活戦で這い上がることができました。名前の“さかきばら”であいうえお作文を披露します」と意気込んだ。しかしアドリブだったためか、序盤から言葉に詰まり途中でタイムアップ。笑いに包まれた。

 

 チャレンジバトルの3位は小島里奈。「女優とダンス講師をしています。体が柔らかいので、Y字バランスをします」と宣言。Y字バランスをしながら「ファイナルステージも笑顔で頑張ります」と意気込みつつ、しれっと出演が予定される舞台の告知も織り込んだ。

 

 チャレンジバトル2位の秋月みくは、Iカップのバストが魅力だ。「セルフプロデュースアイドルのグループでリーダーを務めています。グラビア経験は浅いですが、グランプリを獲ってグラビア界を変えたいです」と意気込んだ。

 

 橘美羽はチャレンジバトルを1位通過した19歳。今回最年少のファイナリストだ。「11歳からアイドル活動を続けてきましたが、先日卒業しました。プロレス好きなので技をかけたいです」とMCの大塚に打診すると、スリーパーホールドを極めた。大塚は絶叫しギブアップ!

 

 セミファイナルステージを15位で通過した髙橋七瀬。「18歳で宅建士の資格を取得しました。だけど、同時期に自動車学校を中退してしまいました」とちぐはぐなエピソードを紹介。最後に「七瀬の“な”ってどう書くの? こう書いてこう書いてこう書くの」と“な”の尻文字を披露した。

 

 セミファイナル14位は元フジコーズの和智日菜子。「皆さんこんばんは~」と明るく登場したが「声が小さいのでもう一度」とさらなるレスポンスを要求。最終的に「次回からは初めからちゃんと声出してくださいね」と駄目出しして観客を笑わせていた。最後は涙ぐみ、ファンや母への感謝を語った。

 

 歴代ミスFLASHの名取くるみと、弓川いち華を事務所の先輩に持つ、宮本なる。セミファイナルを13位で通過した。「所属するアイドルグループの、“ぶち上げ担当”です!」と元気よく登場。「ミスFLASHのオーディションには、ファンの方に恩返しがしたいと思い参加しました。グランプリを獲って大活躍するぞ!」と涙ぐみながらも元気に意気込んだ。

 

 12位で通過した佐藤優衣はダンス講師。「ドジっ子ダンス講師です。Y字バランスを披露します」というと、Y字バランスでよろけてしまい、期せずしてドジっ子ぶりを証明してしまった。また「グラビアオーディションも、水着撮影も未経験で飛び込みました。ここに立てているのはファンの皆さんのおかげです」と感謝を口にした。

 

 宮城県在住の現役保育士・今野夢子は11位で通過。「ファイナルステージまで連れてきてくれてありがとうございます。オーディション、配信、撮影会とすべてが初めてのことばかり。私を見つけてくれて応援してくれて、すごく嬉しかったです。グランプリになって皆さんに恩返しをしたいです」と真直ぐな思いを述べて涙ぐんだ。

 

 10位で通過した想﨑みやは、アイドルグループに所属しつつ、富山県にある実家の神社で巫女として働いている。「人前で水着になるのはこのオーディションが初めて。パパには内緒で参加しているので、グランプリになって驚かせたい」と衝撃の事実を告白。大好きなヤギの赤ちゃんのあくびを披露して、会場を和ませていた。

 

 9位通過の葵くみは、元プロ野球のチアリーダー。「子供のころからおばあちゃんっ子なのですが、おばあちゃんはグラビアに反対していました。だけどファイナルステージに進めたことで、応援してくれるように。だから絶対にグランプリを獲っておばあちゃんを喜ばせたいです」と家族への思いを語った。最後には元チアリーダーらしく側転を披露し、会場を沸かせていた。

 

 続くぬ。みるは8位。「いままでの人生で1番になったことがないので、1番にならないことに慣れてしまっていて。だけど今回は絶対にグランプリになりたいです。グランプリになったら、副賞の賞金で、応援してくれた方に焼き肉をおごります! いまならまだ私に乗り換えて“推し変”することも可能なので、焼肉食べたい方応援してください」とユニークな方法で応援を呼び掛けた。

 

 7位で通過したMAHO。「地元の広島から上京したときは右も左もわからなくて、まさか自分が水着を着るなんて思ってもみませんでした。ここまで楽しくやれているのは、応援してくれている方のおかげです」と感謝を述べた。また、最後には自作の“唇ハメ”台紙に唇をはめて、明太子ご飯を表現。まさかのアピールに、会場は笑いに包まれた。

 

 尾崎明日香は6位。「今回のファイナリストのなかで最年長です。いくつになっても努力は報われるということを証明します! 最後の1秒まで全力で駆け抜けるので応援よろしくお願いします」と意気込んだ。続けて突然シャドーボクシングを始め「これは私との戦いです」と語り、シュールな空間を演出した。

 

 いよいよTOP5! 5位は現役音大生の村松亜理。フルートと自作のクッキーを持参して登壇し「クッキーには“ミスFLASH”と書いてあります」とアピール。「セミファイナルの記者発表では失敗したのですが…」と前置きし、大学で専攻しているフルートで「アルルの女」を、ノーミスで演奏。「最後はうれし涙で終わりたいです」と締めた。 

 

 4位通過はコスプレイヤーの鳥海かう。「SNSではお尻でバズることが多く“爆破尻お姉さん”と呼ばれています」と自己紹介。「じつは消極的な性格なので、オーディションは初めて。悩んだのですが、新しい自分になりたくて参加しました」と決意表明し、最後はチャームポイントのお尻でハートの文字を書いて会場を沸かせた。

 

 アイドルの穂村ゆうかは3位。「8月におこなわれたミスFLASH×TIFのコラボステージでTIF特別賞を受賞することができました。また、FLASHグラビア争奪企画でも1位に。皆さんの応援のおかげで自分の強みがわかり、自信が持てました」と語り“いつ振られてもかわいくいられる”という特技を披露。最後はマイクを通さずに「グランプリを獲りたい!」と意気込んだ。

 

 2位は現役女子大生で撮影会モデルの丸山りさ。「重大発表があります。オーディションに全力を注ぐため、先日休学届を出しました」と不退転の決意を表明。また「憧れの天羽希純さんのようなグラドルになりたいです」と目標を口にし、ファンへのさらなる応援を呼び掛けた。

 

 そして1位はレースクイーンとして活躍している葵成美。涙ぐみながら「私は皆さんから強い人に見られることが多いです。だけど、本当はすごく弱くて。皆さんが支えてくれているから、いまこの場に立てています。グラビアオーディションは今回が最初で最後」と強い思いを明かした。最後には名前の“なるみ”であいうえお作文を披露した。

 

 イベントでは、デート服コーデ対決、水着対決も開催。デート服コーデの審査員賞を穂村ゆうかと白石希望、水着の審査員賞を鳥海かうと今野夢子が受賞した。

 

 イベントの最後にはミスFLASH2024のグランプリ・白石時、宮川みやび、遠藤まめの3人が登壇し、ファイナリストへの応援メッセージが収録された自作のビデオレターを流した。京都で収録したという動画だったが、終始室内で収録しており、京都っぽさがまったくない動画に会場からはざわめきと笑いが起こっていた。

 

 紹介した20名によるファイナルステージバトルは、10月11日(金)まで。最後の最後まで誰がグランプリになるかわからない大接戦が予想されるので、いまからでも推しを見つけて応援しよう!

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