松重豊 釜山国際映画祭のレッドカーペットで食べ歩きした“衝撃のお菓子”とは【写真】

釜山国際映画祭に登場した松重豊

 

 セットされた白髪に黒縁メガネ、黒スーツに蝶ネクタイを合わせた俳優・松重豊が考え事をするように斜め上を向き、パクリと口の中に何かを入れて、モグモグと噛み締める。その様子はまさに「井之頭五郎」であったーー。

 

 井之頭が主人公の『孤独のグルメ』(テレビ東京系)といえば松重の代表作で、シーズン10まで続く長寿ドラマ。さらに10月4日からは特別編『それぞれの孤独のグルメ』が放送される。その人気ドラマが初めて映画化され、2025年1月の公開に先駆けて10月2日から韓国で開催された「釜山国際映画祭」で世界初上映された。

 

 

「2日、開幕式のレッドカーペットイベントにカメラを片手に登場した松重さんは胸ポケットから何かを取り出して食べていました。韓国にちなんだ食べ物かと思いましたが、よく見たらJALの機内おやつとして提供される“ドライなっとう”で驚きましたよ(笑)。行きの飛行機でもらったものかもしれませんね」(映画祭の観客)

 

 グルメを知り尽くしたとも言える松重が選んだ“JALドライなっとう”とは一体何なのか。

 

「JALのドライなっとうは、国際線のビジネスクラスなどで提供されるお菓子です。納豆独特のネバネバ感が苦手な方でも、揚げもののためカリっとした食感を楽しめます。おやつや、おつまみとして人気なんです。ファンも多く、羽田や成田空港のショップで購入できるほか、JAL公式通販サイトでも売られています。

 

 味は『一味唐がらし』と『梅風味』の2種類あり、松重さんが食べていたのは後者。しょっぱさが納豆の香りとマッチして人気です」(旅行誌ライター)

 

 それにしても、レッドカーペットでお菓子を食べるのは、映画祭へのリスペクトが足りないと謗りを受けそうなものだが……。

 

「松重さんなりのシャレじゃないでしょうか。これまで何度も『弧度のグルメ』を辞めたいと皮肉を言ってきた松重さんですが、今回の映画は本人が主演・脚本・監督を務めています。つまり、それぐらい作品のことを愛しているんですよ。グルメをテーマにした映画でお呼ばれしているのだから、何か食べたほうがいいだろうという、松重さんの判断。作品に対する松重流のリスペクトだと思います」(芸能記者)

 

“孤独のグルメ機内食編”というわけか。

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