Koki,「韓国ラブコメ漫画」実写化主演に早くも不満の声…“さえない容姿”再現も立ちはだかる“本家の壁”

“リアル制服”のKoki,

 

 9月30日、2部作公開の映画『女神降臨』の製作が発表された。

 

 韓国のWEB漫画(webtoon)で人気になった同名のラブコメ作品の実写化となる今作は2025年3月に前編、同年5月に後編が公開されるという。

 

 そして、何より注目を集めているのが、モデルで女優のKoki, が主人公・谷川麗奈を演じることだ。

 

 

「言わずと知られた木村拓哉さんと工藤静香さんの次女であるKoki,さんは当初、モデルとしてデビューしましたが、2022年に『牛首村』で主演に起用され、映画デビュー。同年度のブルーリボン賞新人賞を受賞しています。最近では、2025年1月に日本公開予定の海外映画『Touch』にも出演しました」(芸能記者)

 

 本格的な日本公開の映画は『牛首村』に続いて、2作めになるとみられるKoki, 。自身のInstagramで情報解禁と同日に出演への思いをこうつづっている。

 

《高校生の時から大好きで読んでいた「女神降臨」の谷川麗奈を演じさせて頂けた事を本当に光栄に思います。この映画はラブストーリーであり、青春映画であり、人の成長を描いているヒューマンドラマです!》

 

 映画での物語は「女神」として君臨する主人公だが、じつはさえない容姿から外見にコンプレックスを抱いており、誰もが憧れる美貌はメイクによるものだったという設定で、イケメン同級生2人との“三角関係”が描かれるという。

 

「今回、情報解禁で発表された映画ポスターでは、Koki,さんが美貌を隠した“逆メイク”を施しており、その姿も注目を集めています」(前出・芸能記者)

 

 主人公を奪い合うクールで謎多き秀才をNHK大河ドラマ『光る君へ』に出演中の渡邊圭祐が演じ、歌手を夢見る情熱的な同級生を2017年の「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」グランプリの綱啓永が演じるという。

 

 期待の布陣による実写化とあって、期待の声が高まりそうだが、Xでは意外にも“失敗”を心配する声が多い。

 

《女神降臨大コケしそう 私はkokiちゃん好きだけど》

 

《女神降臨ってkokiのイメージないけどなぁ あんなオリエンタル美人使って違和感あるわ 王道のコリアンビューティを使うべきだろ》

 

《えー 女神降臨がリメイク ウヌ君だから良いのに》

 

《ファンイニョプとチャウヌ大好きすぎるから日本版女神降臨とか嫌だ~ 女神降臨が本当に本当に大好きなの ガヨンちゃんも好きだから変えないで》

 

 漫画原作によくある“改変”の心配ではなく、キャスティングについての意見が多い模様。いったいどういうことなのか。

 

「原作はたしかに人気WEB漫画ですが、それよりも最近は韓国で制作されたドラマ版のほうに注目が集まっていたんです。日本でも約2年前にBS日テレで放送されるなど、人気を博していました。

 

 根強いファンが多く、特に主人公を演じた人気女優のムン・ガヨンさん、イケメン同級生を演じたチャ・ウヌさん、ファン・イニョプさんについては“はまり役”と言われていました。

 

 前々から『女神降臨』の日本リメイクの噂が流れていましたが、そのたびに『韓国版がすごすぎて、超えられない』といった指摘が相次いでおり、今回もそういった批判が出た形でしょう」(前出・芸能記者)

 

 最近ではドラマ『スカイキャッスル』(テレビ朝日系)も、韓流ドラマのリメイクとして話題になったが、視聴者からは不満の声が多く聞かれた。

 

 美貌はメイクで手に入れるかもしれないが、ファンの信頼は“厚化粧”だけでは手に入らなさそうだ。

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