「バカバカしいのにカッコイイ」目指すは『SixTONESにしやがれ』!?　冠番組にファンが震えた「嵐」の面影

　9月22日、人気アイドルグループ・SixTONESの冠番組『Game of SixTONES』（日本テレビ系）が放送された。

　15日に放送された『今日からプロデューサーズ!』（日本テレビ系）に引き続き、SixTONESとしては冠番組第2弾となる。どちらも、レギュラー化を目指す単発の放送で、反響次第ではレギュラー化する可能性があると告知されてきた。

「番組では、藤本美貴さんや長嶋一茂さん、間宮祥太朗さんといった豪華ゲストが出演。“リップシンクギャグバトル”や“キメ顔にらめっこ”など、くだらなくも笑える体当たり企画が好評でした。

　SixTONESと同日デビューしたSnow Manは、2020年から『それSnow Manにやらせて下さい』（TBS系）で早々に冠番組を持ち、2023年にはゴールデンタイムへ進出しています。彼らの躍進を横目に見ていたSixTONESのファンにとっては、『やっと冠番組を持たせてもらえた』という感慨が深いのではないでしょうか」（芸能記者）

　さらに、色とりどりの豪華なセットや、番組内でチャレンジしている企画の傾向からか、先輩グループである嵐が、同じ日本テレビ系列でMCを務めていた人気番組『嵐にしやがれ』を思い出す人も。Xでは、こんな声が多く聞こえてくる。

《先週から思っていたけどSixTONESの冠番組、嵐にしやがれ味がありすぎて古の嵐オタク、震える》

《嵐オタクとしてもSixTONESファンとしても、最高に楽しい番組。こういう、難しい事を考えずに、ただひたすらバカバカしいのになんかカッコイイって番組が見たいの。嵐にしやがれを思わせる豪華セットとテロップのフォント、SixTONESらしいワチャワチャ感。楽しい…心から楽しい》

《煌びやかな雰囲気のスタジオに、なんだかちょっと色合いが派手な衣装を纏ったアイドルグループに、ドアから派手に登場するゲストに、我々の想像をはるかに超えてくるくだらないけれど面白いバトルに、ご褒美は豪華なお食事たち……嵐にしやが…いや……SixTONESにしやがれ……？（号泣）》

　それもそのはずだろう。『Game of SixTONES』の企画・演出担当者は、過去に『嵐にしやがれ』のディレクターを経験している、増田雄太氏だ。現在は『超無敵クラス』『ザ!鉄腕!DASH!!』などの演出を担当しており、どちらの番組でもSixTONESメンバーが出演しているというつながりがある。

「今回の冠番組といい、つい先日放送された『高校生クイズ』でのパーソナリティ出演といい、日テレがSixTONESと関係性を深めている様子がうかがえます。日テレといえば、嵐やKing ＆ Princeの冠番組を放送してきた局ですが、嵐は活動休止、King ＆ Princeは分裂騒動で、人気が失速しています。今回、放送されたSixTONESの冠番組が軌道に乗れば、それこそ“ポスト嵐”の枠を取りに行けるかもしれません」（テレビ局関係者）

　まずはレギュラー化の壁を突破できるかどうかだが……。