「スペオキ退所しすぎでは」堂本剛、松本潤、中山優馬、髙橋優斗…故・ジャニー氏が見出した“逸材”大量流出にファン戦々恐々
9月19日、HiHi Jets(ハイハイジェッツ)の髙橋優斗が、10月1日をもって、STARTO ENTERTAINMENT(以下、STARTO社)を退所することを発表した。
HiHi Jetsは、2015年に結成されたジュニアの5人組グループで、2023年から2年連続でアリーナツアーを開催するなど高い人気を誇る。髙橋は最年長メンバーで、グループを牽引する存在だった。
そんな髙橋の退所発表に驚くファンも多いなか、Xでは、近年、STARTO社を退所するタレントの“共通点”を指摘する声も……。
《ジャニーさんのスぺオキって言われてた子みんな事務所出ていくね》
《優斗といい、紫耀といいジャニーさんのスぺオキ退所しすぎでは》
《ジャニーさんのスぺオキこの一年でみんな辞めちゃうな》
ファンが「スぺオキ」と呼ぶレントについて、芸能記者はこう解説する。
「故・ジャニー喜多川氏は、タレントの才能を見抜く“審美眼”があるといわれていました。なかでも、旧ジャニーズ事務所でジャニー氏がとくに目をかけたタレントは『スペシャルお気に入り』、略して『スぺオキ』と呼ばれました。KinKi Kidsの堂本剛さんや滝沢秀明さん、元King & Princeで、現Number_iの平野紫耀さんらがあげられます。
ただ、近ごろ事務所を辞めるタレントのなかには、この『スぺオキ』といわれた人が目立つんです。滝沢さんは2022年、平野さんは2023年と、STARTO社の設立前に退所。剛さんは2024年3月、嵐の松本潤さんが2024年5月に退社と独立を発表。そして、中山優馬さんが2025年1月、髙橋さんの10月。“予定組”も含め『スペオキ』とされたタレントばかりです」
髙橋も含め、2024年は4人の「スペオキ」が退所する。ジャニー氏によって才能を見出されたタレントは、早くから頭角を現していた。
「剛さんは、ジャニー氏から『100年に1人の逸材』と称された、といわれていました。実際、彼は1991年に旧ジャニーズ事務所に入所し、1995年にドラマ『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)に主演。2002年にソロデビューするなど、俳優、アーティストと幅広い分野で才能を発揮しました。
松本さんは、ジャニー氏の教えでステージの演出に興味を持ち、嵐のライブ演出を手がけるなど、プロデューサーとして手腕を発揮しました。
中山さんは2006年に入所し、わずか2年後の2008年に『バッテリー』(NHK)でドラマ初出演にして初主演。その後、彼を中心に『中山優馬 w/7 WEST』や『中山優馬 w/B.I.Shadow』などのグループが結成され、異例ともいえるブレイクを果たしました。
髙橋さんも2015年に、高校1年生と遅めで事務所入りしたにもかかわらず、HiHi Jetsはもちろん、ほかのジュニアの中心的存在になりました」(前出・芸能記者)
そうしたタレントが相次いで事務所を辞める背景に関して、この芸能記者は続ける。
「年齢や経歴もバラバラですし、全員に共通の理由があったわけではないでしょう。ただ、剛さんや松本さんらは、旧ジャニーズ事務所への思いがとくに強かった印象です。旧ジャニーズは、この1年で社名を変更し、タレントのマネージメントを担うSTARTO社が稼働するなど、新体制に移行しました。そうした変化のなかで、自分のキャリアを見つめ直す機会が増えたのかもしれません」
流出した“逸材”は、今後どんな道へ進むのか──。
09/22 10:46
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