「いちばんかっこいい対応」芸人レインボー 漫画YouTuberの“パクリ疑惑”にコントでブチギレ反論

レインボー(吉本興業の公式HPより)

 

《凄いこいつら、俺らのコント何本もパクリにパクってるけど、許されるのか?!》

 

 9月16日、自身のXで怒りを露わにしたのは芸人・レインボーのジャンボたかおだ。文章と共に投稿された画像には、YouTubeチャンネル「オンナのソノ」にアップされた動画のタイトルと、レインボーがYouTubeに投稿したコント動画のタイトルが掲載されている。

 

 見比べてみると、瓜二つのようだが……。

 

 

「約20万人の登録者を持つ『オンナのソノ』は、女性を主人公とした失敗談やマウントバトルなど“あるある”を漫画にして配信しています。共感性の高さが人気を呼び、2023年12月には『オンナのソノ 理想と現実、マウント、勘違い…欲にまみれた社会で生きるオンナたちの末路』(KADOKAWA)を出版しました。

 

 一方レインボーは、“男女あるある”をメインに作るネタが特徴的で『オンナのソノ』とコンセプトは同じなわけですが、レインボーがYouTubeにアップしていたネタが、そのまま『オンナのソノ』の漫画になっているとジャンボたかおさんが指摘したんです。パクリ疑惑の動画数は10本以上にのぼっています」(芸能記者)

 

「オンナのソノ」公式YouTubeの説明文には、

 

《※オンナのソノの漫画はオリジナルコンテンツです。 コンテンツを許可なく転載、複製する事、ストーリーを流用することは著作権法で禁止されております》

 

 と注意書きが書かれ、“オリジナルコンテンツ”であることを強調している。しかし、ジャンボが指摘した直後に、レインボーのネタと酷似している漫画動画は消され、公式Xも非公開アカウントとなった。

 

“パクられた”と主張するレインボーは、9月17日に自身のYouTubeに新作コント「人のネタパクってYouTubeに載せてる友人にブチギレる男」を投稿して、疑惑の一連の流れを“コント”で再現することに。芸人らしい反撃に、コメント欄には絶賛の声が相次いだ。

 

《あの熱量持ったまま即座にコントに還元するのプロすぎるwww》

 

《ネタにするの早いねwwwwwパクリ許さない 応援してます》

 

《芸人さんとして1番かっこいい対応で最高》

 

《自分たちの本業のお笑いで復讐すんのカッコよすぎでしょ》

 

「ジャンボたかおさんは、新作コントの中で『一生懸命考えたコントとコントタイトル、まんま使うなよ。馬鹿にされてる気分なんだよ』や『パクったことを認めて、謝れば許してやったのにな。惜しかったな』など、まるで現在の心境を語るかのようにセリフをコントに反映しました。さすが芸人らしいやり方ですね」(同前)

 

 漫画にはできない“生身の怒り”が動画からは滲み出ていた。

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