「未練グズグズ男」目黒蓮、体調不良を押した『海のはじまり』にファン拒否反応…難演技“夏くん”にいらだつワケ

目黒蓮

 

 9月2日、Snow Manの目黒蓮が主演を務める月9ドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系)第9話が放送される。

 

 8月21日に、目黒が同月15日から体調不良で活動休止を発表したことにともない、当初8月26日放送予定だった第9話は1週延期となった。現在は撮影に参加していることが伝えられ、復帰後初の放送とあってファンの注目度も高い。

 

『海のはじまり』は、印刷会社で働く月岡夏(目黒)が大学時代に付き合っていた南雲水季(古川琴音)の死去を知らされ、彼女の葬儀に参加したところ、自分と水季の間にできた娘・南雲海(泉谷星奈)の存在を知るところから始まる。夏には、新しい恋人・百瀬弥生(有村架純)がおり、彼女との将来や父親としての生き方に揺れる物語だ。

 

 序盤は視聴者からの評判がよかった同ドラマだが、終盤に差し掛かり、Xでは、夏に対して“拒否反応”を示す声があがっている。

 

 

《元カノへの未練残したまま他の人と付き合おうとするのグロい。。弥生さんに押し切られてとかならまだしも夏くんからアタックする場面もあるのが》

 

《夏、海と出会ってから弥生のこと大切にしてる瞬間全くなくて、優しい人って描かれてるけど、全く優しくないで 元カノ美化未練グズグズ男、それが夏やで》

 

《何も知らない弥生さんが海ちゃんのネックレス触ろうとした時に「やめて!」ってわりと大きな声で言った夏を見て、この人とは結婚しない方が良いよ!!!!!!まだ間に合うよ!!!!!!って本気で思った、、、、、、》

 

 新しい恋人がいながら、亡くなった”元カノ”への未練を残す夏に対して、いらだつ人もいるようだ。

 

 テレビ誌ライターは、「特に第8話で、夏に不信感を覚える人も多かったのではないか」と話す。

 

「夏と弥生が、公園の鉄棒で遊ぼうとする海を見守るシーンでした。海は首に水季の遺灰が入ったネックレスを付けていたのですが、弥生は海がケガをしないよう外そうとしました。

 

 すると、夏が『やめて!』と強い口調で注意したんです。弥生は遺灰のことを知らず、純粋に海を気遣っての行動だったため、夏が大きな声を出したことに反発する視聴者も多かったようです。

 

 夏は亡くなった恋人を忘れられない人物として描かれているため、現在の恋人である弥生が傷つくシーンもあり、彼女に同情する声も少なくありません」

 

 ただ、夏に反発する声が出るのは、それだけ目黒が巧みに演じているからであろう。芸能記者はこう話す。

 

「今回、活動休止に至った体調不良の理由には、初めての父親役とともに、繊細な役柄による精神的なストレスもあった、という指摘が聞かれています。

 

 夏は口数の少ない人物として描かれているため、目黒さんはセリフに頼らず、表情やたたずまいでの感情表現が求められます。ただ、彼が発する言葉だけでは真意が読み取れない部分もあります。

 

 今回のような、人物の感情に共感できない視聴者の声もストレスの一因になったとすれば、残念ですね。今後の物語で、その真意が明かされ、ドラマの評価がさらに上昇することを期待したいです」

 

『海のはじまり』は全12話で構成される。残り3話、夏と弥生にはどんな結末が待ち受けているのか──。

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