「あれ良くないですよ」『あすなろ白書』共演俳優が木村拓哉を「大御所みたい」と批評し「切り替えないと未来はない」共感の嵐

木村拓哉の“大御所化”に苦言を呈した筒井道隆

 

 8月27日、俳優・筒井道隆が『ぽかぽか』(フジテレビ系)に出演し、“国民的アイドル”について持論を熱弁する場面があった。

 

 筒井は1993年に『あすなろ白書』で木村拓哉と共演。2人は、ドラマ『教場』(2023年)の撮影で30年ぶりに共演したという。だが、筒井は『教場』撮影を振り返り、「(木村が)なんか大御所みたいになってて……」と語りだした。

 

 木村自身は相変わらず気さくだったというが、周囲のスタッフたちは木村にへりくだるようだったと明かし、「あれ、良くないですよ。(木村は)寂しいと思いますよ。そんな気がします」と発言。演技に関しても「トメとかやればいいのに。主演じゃなくて。2番手とかやると、視点が変わるから楽しいと思う」と熱弁した。トメとは、主演の次に重要なポジションを演じた人が、クレジットで出演者の最後に名前が表示されることを指す。

 

「たしかに、木村さんの演じてきたポジションは主役が圧倒的に多いです。『あすなろ白書』や『若者のすべて』など脇役を演じた例外はありますが、やはり木村さんといえば、『HERO』『ロングバケーション』『ビューティフルライフ』あたりの作品名があがってくるでしょう。ここ数年で見ても、『グランメゾン東京』や『教場』『Believe』など木村さん主演の作品が絶えません。

 

 

 ただ、木村さんの演技には、よくも悪くも『キムタクすぎる』という評価が常についてまわります。長年培ってきたカリスマイメージが強すぎて、配役されるのもカッコいい役どころばかり。演技の幅が狭いといわれるのも、これが理由でしょう。木村さんは51歳で大御所ですが、このままでは演者として使いづらくなる一方です。筒井さんが『2番手とかやるといい』と語ったのも、そうした現状を打開してほしいと思うが故のアドバイスだったのでは」(芸能記者)

 

 Xでは、筒井の意見に共感する声が相次いでいる。

 

《いやほんと。キムタクの最高傑作は3番手で出たあすなろ白書(次点はW主演のロンバケ)だと思う。ちょっと引いた情けない役の方が儚い美しさが出るんだよな~。存在感が強い女優と相性合うのはそういう事だと思う。みんな分かってるはずなのに。モドカシイ……》

 

《いい加減切り替えて行かないと未来は無いのでは?かつての映画のトップスターもそれなりに渋い演技で主役を食う程脇で良い演技をされている。そろそろそう言う時期なのでは?》

 

《筒井くんの言う通りよね 持ち上げすぎてて本当に良くない 本人はもちろん、その状況を見せ続けられてるこっちもどんだけキツイか》

 

《同感!!THEキムタク(キムタクmeets色んな職業)はもういいや。 キムタクの無駄遣いって言われるような配役でも思わず見入っちゃうキムタク、断然キムタクが良い奴なのに誰かの引き立て役になっちゃう不憫で切ない可哀想なキムタクが見てみたいんだよ~~》

 

 木村は、旧友からのアドバイスに何を思うだろうか──。

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