「黙ってろよカス」朝倉未来に勝利した平本蓮、一転して逆風…“格闘通”芸人への批判に「格闘技広めた功労者なのに」

朝倉に勝利した平本蓮(本人Instagramより)

 

《芸人腐れが黙ってろよカスが 朝倉未来は最高だったよ》

 

 7月31日、格闘家の平本蓮が自身のXを更新した。7月28日におこなわれた「超RIZIN.3」のメインイベントで、朝倉未来に1ラウンド2分18秒でKO勝利した平本は、同試合の感想を投稿したお笑い芸人のポストに、冒頭の通り噛みついた。

 

 発端は、YouTuberの“カジサック”ことお笑いコンビ「キングコング」の梶原雄太のポストだった。カジサックは、7月28日、朝倉が平本に敗れた「超RIZIN.3」メインイベント終了後に、

 

 

《やはり全てはメイウェザー戦なのか…どの世界でも世代交代はあるけど…朝倉未来選手がどういう答えを出すかはわからないけど、全力で「ありがとう」を伝えたい。

 

 平本蓮選手この大一番で素晴らしい結果。おめでとうございます!!格闘技は残酷。興奮をありがとうございました!》

 

 と投稿していた。3227万回ものインプレッションを記録したカジサックのポストに対して、3日後に平本が冒頭のアンサーを返した形だ。平本のポストも3047万回ものインプレッションを記録するなど、ともに大バズりとなった。

 

 さらに、平本は返す刀で、

 

《仕事欲しいのもわかるけどカジサックしかり勝俣然り関根勤しかり芸能人で格闘技好きアピールしてるやつの9.8割が通ぶりたい薄っぺらいやつしかいないのなんなの? 鬼越トマホークさんとか本物を見習えよ》

 

 と、カジサックも含めた“格闘技通”として知られるお笑い芸人3人をまとめて非難したのだ。

 

「平本選手のSNSで誰彼構わず挑発するトラッシュトークは、お約束の芸風のようなもの。そもそもMMAの選手としてお互いの実績に雲泥の差があった朝倉未来戦を実現させたのも、2020年にK-1からRIZINに移籍してきた平本選手が朝倉選手を執拗に挑発し続けた結果、手繰り寄せたものでした。

 

 平本選手の挑発は物議を醸すことも多く、2022年9月のフロイド・メイウェザー戦で敗れ、頭部へのダメージの影響から欠場を続けていた朝倉選手に対しての挑発は、いつしか度を超えた誹謗中傷になっていき、2023年1月には朝倉選手から訴訟を示唆されたこともあったほどです。

 

 先の『超RIZIN.3』のメインでおこなわれた朝倉戦は、こうした因縁が集約された試合であり、勝利した平本は、事実上、朝倉未来に引導を渡した形となりました。これで、一躍、RIZINの主役争いに躍り出た平本が『この世の春』を謳歌するのは当然でしょう。しかし、往年の格闘技ファンなら感謝の気持ちこそあれ、悪く言う人はいないはずの関根勤まで槍玉にあげたことには批判の声があがっています」(格闘技ライター)

 

 実際、X上には、

 

《知らないかもしれないが、勝俣氏・関根氏は30年程前UFCも始まる前の格闘技界黎明期、格闘技をお茶の間に広めるための一功労者でもあったことを知ってほしい》

 

《偉そうに口汚くののしってる人がまだ存在しない頃から、お茶の間に広めてくれた人たちなのに。こういう選手の勘違いがなくならない限り、日本のどつき合い格闘技は一生マイナースポーツでしょうね》

 

《平本が生まれる前から、関根さんはプロレスは勿論の事、キックやボクシング、バーリトゥードの時代から色んな選手にもコミュニケーションとってて、凄い詳しいのにさ。平本の方が通ぶってね?w》

 

 実力があるのなら、もっと余裕を持って欲しいけれど……。

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