富川悠太、長男テレビデビューで思い返される妻の「虐待疑惑報道」テレ朝“追放”退社の序章だった!

『報道ステーション』キャスター時代の富川悠太

 

 元テレビ朝日アナウンサーで、トヨタ自動車所属キャスターの富川悠太の長男・立夢(りずむ)が、テレビデビューする。

 

 8月1日、富川はInstagramを更新し、《息子富川立夢が初めてテレビに出演させていただくことになりました!》と、8月6日放送のバラエティ番組『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に、立夢が出演することを明かした。

 

 芸能記者はこう話す。

 

「2006年に結婚した富川さんには、2人の息子さんがいます。そのうち、長男の立夢さんは2023年の『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』でファイナリストに選ばれ、2024年4月から芸能事務所に所属して、本格的に芸能活動を始めていました」

 

 そんな富川と立夢の関係で思い返すのは、過去に報じられた“家庭内トラブル”についてだろう。

 

 

 2016年4月から『報道ステーション』(テレビ朝日系)のメインキャスターとして活動していた富川は、2020年4月に新型コロナウイルスに感染し、入院した。

 

「当時、世界で新型コロナウイルス感染が拡大しつつあるなか、かなり初期に富川さんは感染。さらに同番組内が“クラスター”状態になったことで、批判も少なからず出ていました。

 

 しかも、そんな折の同年5月、『文春オンライン』で、自宅療養中の富川さんの家に、警官と児童相談所の職員が訪れていた、という、富川さんの妻による児童虐待疑惑が報じられてしまったんです」(週刊誌記者)

 

 当時、本誌も番組関係者の「富川さんが、『子供の受験などをめぐり、家庭内のトラブルが絶えない』と、親しい同僚に相談しているとは聞いていました」という証言を報じていた。

 

 トラブルの影響なのか、コロナ感染による療養からの復帰後も、なかなか番組出演ができない状況が続いていた富川。その間に代役キャスターを務めた小木逸平アナが、番組内で台頭するかたちになっていた。

 

 テレビ朝日関係者からは「原稿読みや進行も安定していて、穏やかな人柄は報道番組の顔として申し分ない」と、小木アナへの高評価も聞こえており、富川は2020年6月に番組復帰したものの、それまでの月曜から木曜と週4日だった出演が縮小され、木曜・金曜の週2日に。

 

 さらに、2021年10月からは金曜だけの担当となり、まさしく番組からも会社からも追い出されるような形で、2022年3月末でテレビ朝日を退社することとなる。

 

 前出の週刊誌記者がこう話す。

 

「やはり、富川さんの退社理由には番組出演が減ったことへの、局に対する不信感があったようです。メインキャスターのコロナ感染で、番組や局のガバナンスが問われる事態になったこともありますが、療養後も長期間の番組欠席になったのは、追い打ちをかけるように“虐待報道”が出てきたことがよくなかった。

 

 現在、富川さんは、トヨタ自動車社員として、広報動画『トヨタイムズ』などに出演しています。じつは富川さんの父親は、トヨタ海外支社の重役や関連会社の社長を歴任した人物。そのつながりがあっての現職というわけです」

 

 自慢の息子には“親の七光り”なしに、芸能界で活躍してほしいものだ。

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