「吉岡里帆観られない!?」エアコン「白くまくん」売却に集まる悲鳴 日立空調が答えた「今後の行方」は

「白くまくん」のCMに出演している吉岡里帆

 

 7月23日、日立製作所は家庭用エアコン「白くまくん」ブランドの生産から撤退することを発表した。

 

 2015年、日立は米国企業との合弁会社「ジョンソンコントロールズ日立空調(以下、日立空調)」を設立。日立が保有していた同社株式の4割を含む、すべての株式をドイツ・ボッシュ社に売却する。

 

 栃木市の「白くまくん」生産拠点はボッシュ社傘下に移り、今後は、生産はボッシュ社、販売や保守サービスは日立の子会社が担うという。

 

 

「日立製作所は1952年、窓取りつけ型のルームエアコンを日本で初めて発売しました。1959年に、日立ルームエアコンの前面パネルに取り入れたのが『白くまマーク』。そして、1975年に日立ルームエアコンの総称として『白くまくん』が採用されました。同ブランドは誕生から50年近く親しまれてきた日立を代表するブランドです」(経済担当記者)

 

 現在、「白くまくん」のCMに起用されているのは女優の吉岡里帆だが、2024年3月から出演CMの放送が始まったばかりだ。そのため、撤退のニュースが流れると、Xではこんな悲鳴が相次いだ。

 

《もう吉岡里帆さんのCM観られないってこと!?》

 

《うちのエアコン白くまくんなのに。吉岡里帆さんがCMやってるのに》

 

《白くまくんの製造はやめても吉岡里帆さん出演のCMは流し続けてください》

 

 吉岡のCM出演の行方はどうなるのか――。日立空調に尋ねると、このように文書で回答があった。

 

「ボッシュ社が株主となる新会社においても、日立グローバルライフソリューションズとブランド契約を締結し、引き続き日立ブランドのエアコンとして継続します。

 

『白くまくん』の製品名称も同様に、今後も継続いたします。CMについては、現時点では変更ございません」

 

 一報を聞いて少し“ひんやり”したファンの方々、安心してください。

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