「未成年飲酒で逮捕」宮田選手を匂わせたYouTuber「ちょんまげ小僧」の投稿に批判噴出…「ひき肉です!」で一世風靡もスタイル変化

問題視された「ちょんまげ小僧」の動画のサムネイル(ちょんまげ小僧のチャンネルより)

 

《未成年飲酒で捕まりました》

 

 7月20日、6人組中学生YouTuberこと「ちょんまげ小僧」が公開した動画が物議を醸している。動画は前日の19日に告知され、公開前にもかかわらず500件以上ものコメントが寄せられた。その大半が動画のサムネイルを批判する内容だったのだ。

 

「未成年飲酒と言えば、7月19日に19歳の体操女子日本代表・宮田笙子選手の喫煙と飲酒が発覚し、パリ五輪直前で辞退しました。一連の騒動を彷彿とさせるタイトルに批判が集まっているのです」(芸能記者)

 

 そもそも「ちょんまげ小僧」は、もともと小学生の友人同士が2022年12月から活動を開始したYouTubeグループだ。一部ネット上では抜群の知名度を誇っている。

 

 

「『ちょんまげ小僧』をはじめ、『ナマズ』『イソ・ギンチャク』など、それぞれ変わったニックネームで動画の冒頭にあいさつをするのがお決まりですが、なかでも、両手を大きく広げて『ひき肉です!』と裏声まじりに叫ぶメンバーが反響を呼び、TikTokなどで拡散されて一気に知名度を上げました。開設からわずか約1年半で145万人の登録者がいます」(芸能記者)

 

 問題視された動画は20日の19時に無事公開された。公開直後、動画のタイトル冒頭には【ドッキリ】の文字が追加されたのだが……。

 

「メンバーのひとりが仕掛け人として “利きジュース企画” を提案し、5人で5種類のジュースを飲むという内容でした。そして一通り飲み終わったところで、『子どもたちが酒盛りをしている』という110番を受けた警察官役2人が登場し、そのままメンバーの3人が連行されるという企画でした。

 

 もちろん、“飲酒” も “通報” もすべてウソ。動画の最後に流れたクレジットには『監修・UUUM株式会社』という文字が並んでいます」(前出・芸能記者)

 

“未成年飲酒” というタイムリーな話題で、“釣り” をおこなったわけだが、Xでは厳しい意見が相次いでいる。

 

《ちょんまげ小僧には釣りサムネとかして欲しくなかったな。釣りサムネ好きじゃないからチャンネル登録解除します》

 

《未成年飲酒はダメだよ的な劇ならまだよかったけど普通にただのサムネ詐欺だし登録解除した》

 

《ちょんまげ小僧の未成年飲酒のやつ案の定荒れ果てて笑》

 

「ふだんの動画は、中学生らしく『鬼ごっこ』や『相撲』『水上アスレチック』などのアクティビティを楽しむ様子や、『マクドナルド』を食べながら話している動画が多いのですが、『解散します』などのタイトルで視聴者に注目をもたせ、実際には解散しない、いわゆる “釣りタイトル” も複数あります。

 

 確かに、YouTube界は、再生回数が稼ぎに直結するので、あえて過激なタイトルにすることも少なくありません。今回もその類ですが、あまりにも行きすぎていたのでしょう。

 

 UUUM株式会社が監修したというのであれば、中学2年生にやらせてよい動画だったのか、考えなかったのか……。動画を削除したとしてもデジタルタトゥーは一生残るので、周りの大人がサポートするべきでしょう。

 

 そもそも彼らが受けた理由の一つは、その素朴さ。下品な “ザ・YouTuber” のような動画をあげて、今後も人気が続くとは思えません」(前出・芸能記者)

 

“小僧” のいたずらに笑える視聴者はどれほどいるのだろうか。

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