Koki, 初挑戦の海外映画「大コケの可能性」も…母が撮影現場に同行に「生き残るのは難しい」厳しい声

羽田空港の到着ロビーにいたKoki,と工藤静香(左)

 

 7月12日、木村拓哉と工藤静香の次女・Koki,が出演した海外映画『Touch』がアメリカで公開された。

 

 Koki,の映画出演は2022年公開の『牛首村』以来、2作め。アイスランドを舞台にした今作は、初の海外映画への挑戦だった。

 

 海外映画ということで、Koki,自身も気合いが入ったのか、今作には濃厚なラブシーンもあるという。英語が堪能なKoki,が今後、女優として海外で活躍できるか否かの試金石となるのは間違いない。

 

 

 そんな映画『Touch』の気になる評判だが、米国での初週の興行収はすでに発表されており、同映画は47万ドルとなっており、同週1位のアニメ映画『怪盗グルーのミニオン超変身』4465万ドルには大差をつけられている。

 

 47万ドルは日本円で約8000万円、邦画と比較しても興行成績は苦戦の様相となっており、大コケの可能性も出てきている。

 

 日本では2025年1月に公開予定だというが……。

 

「同映画の監督は、Koki,さんの起用について、知命度は関係なかったとしています。その一方で、Kokiさんの撮影現場に『母親が来ていたこと』は明かしており、工藤さんがやはり、Koki,さんの活動を強くバックアップしていることを窺わせています」(芸能記者)

 

 Koki,の映画出演に関するYahoo!ニュース記事のコメント欄にはこんな声が並んでいた。

 

《親の敷いたレールの上を歩いているばかりでは、いつのまにか親子共々厳しい芸能界では生き残るのは難しいのでは》

 

《この子は早い時期にアメリカに留学して、(資金は親からもらったとしても)親から逃れてのびのびと勉強し、そのままハリウッドでも目指すのかと思ってたけど、コロナ禍もあってそのままお母さんの理想の娘を演じ続けてるよね》

 

《成功している2世タレントさんの多くはいつの間にか、親のブランドから自身の努力等で活躍の場を見いだしている方が多い》

 

 いつまでも“二世タレント”のイメージが抜けないKoki,だが、芸能事務所関係者はこうアドバイスする。

 

「二世タレントの努力でいうと、松田聖子さんと神田正輝さんの娘・神田沙也加さん(2021年逝去)が頭をよぎりますね。彼女はロサンゼルスの日本人学校に通っていたとき、芸能活動に反対する親に内緒で映画のオーディションに参加し、見事、ヒロイン役を掴み取っています。

 

 その後、日本で『SAYAKA』としてデビューしたときは“松田聖子の娘”を前面に押し出しましたが、話題になったのは最初だけ。そこから、本人が好きだったアニメの声優、女優として自分の道を拓いていき、映画『アナと雪の女王』という代表作とも出会った。

 

 そんな神田さんとKoki,さんを比べてしまうと、まだまだ“親のレール”を進んでいるだけにしか見えません。神田さんのような姿を見習ってほしいと思いますね」

 

 親から与えられた“実績”だけでは、大きな飛躍は難しいのかもしれない。

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