『24時間テレビ』マラソンランナー・やす子を待ち受ける“難敵”例年以上が予想されるギャラリーと「迷惑系ユーチューバー」の存在

 

 日本テレビ系のチャリティ特番『24時間テレビ47』(8月31日~9月1日)のチャリティマラソンランナーを務めるお笑い芸人のやす子が、7月19日、自身のXで《ランナーの夜ご飯》というタイトルで食事を紹介。ポストされた写真には、イカの丸焼き、納豆、容器に入ったままの豆腐が並んでいた。

 

「忙しい仕事の合間に練習をして、準備は進んでいるようですが、8月31日とはいえ都内は酷暑が予想されます。『300連勤』が話題になるなど、過密スケジュールをこなしているやす子さんですから、疲労の蓄積や睡眠不足による熱中症が心配されます。他局の番組プロデューサーは『僕だったら民間救急車を待機させておく』とまで言っている状況です」(芸能記者)

 

 

 そうしたなか、新たな「心配」がささやかれている。沿道の応援だ。

 

 これまでも、ランナーに視聴者が殺到して危険な状態になることは多かった。1992年、第1回の放映では、お笑い芸人の間寛平が200km完走を目指したが、事前に走行ルートを告知していたため人々が殺到。自転車で追跡されるなどしたため、スタッフが危険と判断し、途中棄権を余儀なくされた。

 

 さらに2014年、TOKIO・城島茂がランナーを務めた際は、国道246号線に人があふれて渋滞が発生。『城島渋滞』などと呼ばれ、大混乱になった。

 

「いまはランニングコースを公表していませんが、事前に給水エリアなどが作られますし、『それらしい集団』を見つけると、すぐにSNSなどで拡散されてしまいます。

 

 それにくわえ、近年は迷惑系YouTuberの存在もあります。2022年はEXITの兼近大樹さん、2023年はヒロミさんが突撃されました。スタッフがブロックしますが、撮影しながら並走して、さらに話しかけてくるので、ランナーの気が散り、なにより危険です。

 

 今回は人気絶頂のやす子さんがランナーなうえ、『暑いなか、倒れないか心配』という心理も働きますから、例年以上に多くの人が集まることが予想されます。

 

 ファンを大切にするやす子さんは、フラフラになりながらも沿道の声援や握手に対応してしまうかもしれません。それにより、体力の消耗も激しくなるのが心配されます」(同前)

 

 無事に完走できることを願うが、いつも以上に“難敵”が多すぎるようだ。

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