「ほんとに無理」Snow Man阿部亮平「モネ展覧会」アンバサダーでファン殺到、鑑賞目的の一般客から集まる困惑

会場に設置されたSnow Man・阿部亮平の看板

 

「『モネの展覧会』を都内でやるというので、興味があって足を運んだら、まさかのジャニオタであふれていてびっくりしました(笑)」

 

 と驚いた様子で語るのは、展覧会に訪れた都内在住・20代の女性だ。

 

「モネの展覧会」とは、7月12日から東京・日本橋三井ホールで開催されている印象派の世界を体感できる没入型展覧会「モネ&フレンズ・アライブ」のことだ。パリで1874年に開かれた「第1回印象派展」から150周年を迎える2024年に日本初上陸した本展は、2025年1月から3月末までは神戸での開催が予定されている。

 

「展覧会のスペシャルアンバサダーに選ばれたのは、Snow Man・阿部亮平さんです。彼は上智大学を卒業後、旧ジャニーズ事務所所属のタレントとしては初の大学院に進学。合格率4%の気象予報士をはじめ、世界遺産検定1級、英検準2級を持つ“インテリキャラ”です。7月18日におこなわれた『モネ&フレンズ・アライブ 東京展 公式アンバサダー就任発表会』では、展覧会の責任者に流暢な英語であいさつしました。

 

 阿部さんの起用で、印象派になじみのない若年層の来場を狙った戦略は成功しています。実際に、日時指定をせずに7月中であれば入場できる『7月限定早割券』は、完売してしまいました。一方で、鑑賞目的で訪れたお客さんは、少し肩身の狭い思いをするかもしれません」(エンタメ誌ライター)

 

 

 実際、冒頭の女性はこう語る。

 

「会場内にある、阿部さんのプリントされた看板に記載されている二次元コードを読み込むと、スペシャルメッセージが聴けるみたいで、みなさん二次元コードを必死に読み込んだり、看板の写真を撮ったりしていましたね。モネというより阿部さんのファンイベントみたいで、正直、戸惑いました」

 

 Xには、阿部のメンバーカラーである緑色のグッズと、阿部の見た目をした小さいぬいぐるみをともに撮影した展覧会の様子を投稿するファンが多くみられた。

 

《モネ&フレンズ行ってきた!阿部担さんたくさん見かけた 阿部ちゃんはもう行ったのかしら》

 

《色彩に阿部ちゃんの声に癒やされました。ステキ空間。タイミング良く小部屋ずっと貸切状態でかわいいって言いながらずっと写真撮ってた》

 

《モネ展、すごかったけど、阿部くんの活躍がもっともっとあってほしかった貪欲オタクです、はい(笑)》

 

《阿部担さん5人でモネ&フレンズ・アライブ 阿部ちゃんに耳元で46秒のメッセージ囁いてもらいました(言い方)》

 

 一方で、困惑する声も聞こえてきた。

 

《純粋に印象派の絵を楽しみにきた人の事を場違いって言ってて、その発言をした女の子達の方が場違いだと私は思った。推し活は悪くないけど周りの人を悪く言って楽しみに来た人の事傷つけるのは違うよ》

 

《アホみたいな同担いて恥ずかしい超えて草だった・うちわ大量に持ちこみ・入口POP前で阿部うちわ4本持って撮影・痛バ置き去りにして撮影》

 

《モネ展はSnowManの現場じゃなくて個展だよ ほんとに無理。TPOって言葉知らんの??》

 

“阿部派”もモネの絵画に没入できるといいけれど……。

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