「もう少し美味しそうに食べて」相席食堂に超人気K-POPアイドル登場も食事風景に“キャスティングミス”の指摘相次ぐ

相席食堂でIVEをいじっていた千鳥・大悟

 

 2024年7月16日、お笑いコンビ・千鳥がMCを務める番組『相席食堂』(ABCテレビ)に、超人気K-POPアイドルグループ・IVEの6人が登場。神奈川県葉山町にて、日本での初ロケに挑戦したIVEだが、食事風景の様子が波紋を広げている──。

 

「IVEは2021年にデビューし、2022年には『第73回紅白歌合戦』に出場。アルバム3作品が連続でミリオンセラーを達成するなど、勢いを増しているK-POPグループです。日本人気も高く、今年9月には、初の東京ドーム公演を予定しています」(芸能記者)

 

 定期的に日本のバラエティ番組にも出演しているIVE。今回は初めてロケをおこなうことになり、番組内で2手にわかれて街の散策を開始した。ウォニョン、リズ、ガウルは、プリンの専門店へ入店。店内でプリンを実食したが、ごくごく少量をスプーンですくうウォニョンの姿に、スタジオの大悟は「ちっちゃ!」と驚愕した。

 

 続けて、ウォニョンはプリンの感想について「私甘いの大嫌いですけど、これはあんま甘くないです」と発言。大悟は「ウォニョンちょっとおもしろいわ」と笑いながらツッコミを入れ、ノブも「プリン屋さんで言う言葉か!?」と呆れ返る事態に。

 

 さらには、一緒にプリンを食べていたメンバー・リズが「私はプリンが……」と口ごもり、ウォニョンが「嫌(きら)かったですよね」と尋ね、「はい」とコクリ。「でも、このプリンはほんとにおいしい」ともフォローしていた。プリン屋さんでのまさかの発言に、ノブは「大アウェーに飛び込んどる」とツッコミが追いつかない様子だ。

 

 

 別の場面では、メンバーたちが葉山牛のステーキを食べる様子が映し出された。ウォニョンは「世界でいちばん和牛が好き」と言いながら食べ始めたが、ここでも一口が小さく、ごく少量をかじった程度。これには大悟も「ウォニョン!」と苦笑いしながら「ボケてんのかな……」と困惑していた。ノブも「こんなエネルギーじゃ踊れんやろ」と心配そうに見つめる始末だった。

 

 番組のロケ自体はそつなくこなしたものの、Xでは食事の様子に複雑な思いを抱いた人々の声が相次いだ。K-POPアイドルは体型管理が厳しいことで知られており、今回のロケ内容はマッチしていなかったのでは、と「キャスティングミス」を指摘する声もあがっている。

 

《体型管理で仕方ないのかもだけど全然食べないしあんまり美味しくなさそうに見えて作ってくれたお店の人の気持ちを考えると悲しくなる…他の人をキャスティングすべきだった》

 

《ウォニョンの食事見たら、ご飯ロケは食べるのが好きでご飯を美味しそうに食べられる人がやるのが1番だよなぁって思った 仕事柄食事管理必須のアイドルに無理して高カロリーのもの食べさせてもお互い幸せにならない》

 

《食事管理も徹底してる職場のウォニョンに食え食え求めるのは違うって分かってるんだけど、ああいう場ならもう少し美味しそうに食べて欲しいなーって思ってしまうよね》

 

《視聴者としてはグルメロケは美味しそうにたくさん食べてるのが見たいから、食事管理をしているアイドルにこの仕事持ってきたのがそもそもあかんかったんやろうな ウォニョンは悪くないし、でもお店の人を思うと気の毒でモヤモヤする》

 

「ウォニョンさんは、以前所属していたアイドルグループ『IZ*ONE』で活躍していた頃、メンバーのなかでいちばんよく食べると評されたこともあります。一口の量を少なくしていたのは、単純に早食いを防ぐという体型管理の一環ではないでしょうか。

 

 とはいえ、『相席食堂』は基本的に食事を通じて人と交流する番組ですから、事情を知らない視聴者からすれば、ごく少量しか口にしない様子は違和感があるはずです。厳しい体型管理のなか、あれこれ食べるロケをおこなわせるのは、そもそも無理があったのかもしれません」(芸能記者)

 

 はからずも、K-POPアイドルたちの自己管理の厳しさが、あらためて浮き彫りになる結果となってしまったようだ──。

ジャンルで探す