松本人志「X」再始動も吉本内部から「復帰したいならどうぞ」の塩対応…不在が常態化したテレビ界に事務所も “お手上げ”

 

《ポスト、リポスト普通にしょうと思ってます》

 

 7月14日、Xにそう投稿したのは、ダウンタウンの松本人志だ。3月25日に《世間に真実が伝わり、一日も早く、お笑いがしたいです》と投稿して以来、およそ4カ月ぶりのつぶやきだった。

 

「週刊文春」に女性への性行為強要疑惑を報じられ、同誌を発行する文藝春秋を相手取り損害賠償訴訟で係争中の松本。同誌7月18日号では、松本の代理人弁護士が、被害を受けたとされる女性に対し、素行調査を依頼していたことを暴露され、さらに女性が証人として出廷しないよう、文春側の弁護士に圧力をかけるなどの行為が明らかにされた。

 

 

 芸能担当記者がこう話す。

 

「松本さんは、早く裁判を終わらせて復帰したいと思っているはず。Xへの投稿を復活させたのも、松本不在が当たり前のようになってしまうことへの焦りではないでしょうか」

 

 Xへの “復帰” が注目されている松本。しかし、風当たりは所属事務所である吉本興業の中でも冷たいもののようだ。吉本関係者がこんな塩対応を話す。

 

「裁判が終わったからといって、本人が思うように元どおり復帰できるかといえば、それは難しいでしょう。すでに、テレビ局の編成のなかに松本が存在していなくても、芸能界は成立していますから。

 

 今年の後半、年末にかけても、松本の復帰を前提にした番組はないでしょう。だからといって、吉本が松本を切ることはないですよ。ウチの功労者であることは確かですし、そもそも今回は性犯罪ではないですから。

 

 だから、松本が復帰したいと言えば、どうぞと。吉本としてはそれなりにバックアップはしますよ。もっとも、どういう復帰の仕方があるかといえば、現段階ではわかりません」

 

 先行きの見えない松本の復帰に “お手上げ状態” だと明かすのだ。しかも、吉本が松本の手綱を握れているかというと、そうでもないようだ。

 

「松本が突然活動休止して裁判に専念すると言ったのは、松本本人の主導でやったことです。今も、こちらは何も関与していませんよ。当然、今回のXの投稿も、吉本側は何も関知していません。

 

 そもそも性行為強要疑惑といっても、松本自身には、悪いことをしたという意識はありません。だから文藝春秋などを提訴したわけですが。松本にあるのは、『後輩がお膳立てしてくれた、女性のいる場所に行っただけ』という思いです」(前出・吉本関係者)

 

 裁判は、8月14日に第2回目の準備手続きをオンラインでおこなう予定だ。実際に裁判が始まり、松本の胸中を聞ける日はまだ先のことになりそうだ。

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