「寝耳に水」“ドラゴンボール超” OPバンド脱退騒動に集まる疑念の声「不穏な感じ」「闇が深そう」

脱退騒動にまで発展したKEYTALK(PR資料より)

 

《この度、私首藤義勝はKEYTALKを脱退することとなりました。首藤とは活動を共にできないとの旨3名からの申し出があり、メンバーの意思を受け入れた形です。個人活動の千也茶丸、並びに他アーティスト様への楽曲提供等の音楽活動は引き続き続けてまいります》

 

 4人組ロックバンド「KEYTALK」のボーカル&ベースを務める首藤義勝が、7月13日、自身のXで脱退を突如表明し、ファンを驚かせた。

 

 

 数時間後、首藤は再びXを更新。《KEYTALK脱退について混乱を避けるため》と断りを入れた上で、《2014年頃から私が作詞作曲した楽曲に関する楽曲批判、活動方針の提案の無視など、耐え難い状況が生じ始め、ここ数年はグループ内で孤立を深めていた状況でした》と、脱退の要因がメンバー間の不和にあったことを文書で説明した。

 

「6月24日には、KEYTALKアカウントで、首藤さんが体調不良のため一定期間休養することが発表されていました。その理由についても、《先日心身ともに限界に達し、緊急入院ならびに休養をいただきました》と明かしています。

 

 さらに、《終いにはここ数日、全ての連絡が無視される状況になり、脱退の申し入れに関しても誰からも返答が貰えませんでした》との苦境を明かし、《最後の話し合いの中で、3名から首藤と共に活動できないと意思伝達がありました》と、脱退に至った状況をつづっていました」(芸能記者)

 

 これら首藤の一連の投稿に対し、KEYTALK側も公式Xで反応。脱退投稿自体を《事前にメンバーおよびスタッフにも一切知らされておらず、関係者一同が大変困惑》したとし、首藤が《孤立を深めていた》と主張する状況について《各メンバーとの認識や事実とは違う箇所が多々見受けられるため内容を精査する》とアナウンスした。

 

「KEYTALKは、音楽フェスでメインステージを張るなど、若者に人気のバンドです。2015年には『スターリングスター』がアニメ『ドラゴンボール超(スーパー)』(フジテレビ系)のエンディングテーマに決定し、その勢いでバンド初の日本武道館ワンマン公演を大成功させています。

 

 CMやドラマ・アニメなどとのタイアップも多く、事務所の稼ぎ頭なんですが、近年はヒット曲に恵まれていませんでした。今回の件はまさに寝耳に水でした」(音楽ライター)

 

 KEYTALKの事務所があり、本拠地とする東京・下北沢界隈でも、今回の脱退騒動は驚きをもって受け止められている。

 

「KEYTALKのフロントマンでギターの小野武正君をして、『義勝が作る曲がKEYTALKの王道だ』と言わしめるほど、首藤君がバンドの要でした。多くの楽曲の作詞作曲を担っており、音楽関係者の間でも才能を高く評価されていました。

 

 2023年からはソロプロジェクト『千也茶丸(せんやちゃまる)』をスタートさせたり、他のアーティストに楽曲提供したりするなど、順調に活躍していただけに残念です。

 

 バンド内で首藤君が浮いているという噂も聞いたことがなく、仲がいいと思っていたんですが……」(ライブハウス関係者)

 

 脱退を受け、SNSにはバンド継続を危ぶむファンの声が寄せられた。

 

《KEYTALK、なんか不穏な感じ…なんか悲しいな… 義勝の精神的なものからくるやつなのかな、義勝が発信してることが本当のことなのかな》

 

《義勝くんのいないKEYTALKはKEYTALKじゃないし、私は義勝くんについていく。 だから自分を大事にして》

 

《どちらにせよ真実話さないとファンは納得しないと思います。 この発表だとどっちかが悪者になりますよ、、》

 

《闇が深そうだな》

 

 今後、首藤は個人として音楽活動を続ける意向を示す一方、KEYTALKは8月に全国ツアー開催を発表している。バンド活動については、《関係各所とも協議を行った上で、改めて公式より発表させていただきます》とのことだ。はたして人気バンドの行方は――。

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