いまや「父が息子の七光り」仲野太賀、逆に“二世っぽさ”が出そうで悩んだ“苗字剥奪”の子役時代
7月3日、小池栄子と仲野太賀がダブル主演を務めるドラマ『新宿野戦病院』(フジテレビ系)がスタートした。
この番宣のために、放送日と同じ日に生放送されたバラエティ番組『ぽかぽか』(同)に出演した仲野は、父で俳優の中野英雄について、悩みを明かした。
父・英雄は『愛という名のもとに』(フジテレビ系)の「チョロ」役などで知られる。
番組内で、自身の反抗期について聞かれた仲野は「まったくなかったです」と回答。父親が怖い印象だったため、そういう気持ちが芽生えなかったと説明していた。ただ、「溺愛されていた」ことには、迷惑な気持ちを抱いていたという。
仲野といえば、13歳で芸能界デビューした子役出身俳優としても知られている。
「以前から仲野さんは、デビュー時の芸名が『太賀』になったことについて、いつの間にか苗字が剥奪されていたことを明かしていました。
それは、所属事務所などが“親の七光り”と見られないようにという配慮をしていたようです。しかし、仲野さんとしては、苗字のない芸名のほうが、かえって“二世俳優っぽい”という悩みが次第にわいてきたそうです」(芸能記者)
前出の『ぽかぽか』でも、親の七光り問題に言及していた仲野。息子を応援する父・英雄に対して、具体的にやめてほしかった事例として、こんなことも話していた。
「(仲野が)共演した俳優さんとかに、いいお芝居と思ったら『息子がお世話になりました』と連絡しちゃう。(共演者からは)『お父さんからDMきたよ』と。やめてくれよって」
こうした内容が報じられたYahoo!ニュースのコメント欄には、“お父さんが息子の七光りっぽい”、“本人自身の実力”といった内容で、仲野の活躍は親の知名度に左右されていない、と見る声が並んでいた。
最初から“父親売り”でいかなかった戦略が功を奏したのかもしれない。
ちなみに、父・英雄は『新宿野戦病院』の初回放送に、
《面白いな~ またまた楽しみです しかし凄いメンバーだ》
と、イチ視聴者らしく、今後の期待をXに投稿していた。
“息子の七光り”と呼ばれれば、それはそれでうれしいに違いない。
07/05 12:30
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