「松岡茉優の無駄遣い」新ドラマ『ギークス』早くも脱落者続々…「ほぼグータンヌーボ」非・女優出身2人の演技力に違和感の声
7月4日、松岡茉優主演のドラマ『ギークス~警察署の変人たち~』(フジテレビ系)第1話が放送された。
「ギーク」とは、専門分野に造詣が深いオタクを意味するアメリカンスラング。松岡は優秀だがクセ者の鑑識官・西条を演じる。西条と同じく能力が高く“ノー残業”をモットーとする同僚警官を、田中みな実と滝沢カレンが演じている。このギークトリオの井戸端会議が、難事件解決をアシストするという謎解きエンターテイメントだ。
新婚の松岡茉優をはじめ、話題の出演者に期待度が高い本作だが、第1話を見た視聴者から、Xでは賛否両論が渦巻いている。
《TV「ギークス」面白かった♪、3人それぞれ凄い個性!!!、笑。これも次週見るの決定っ》
《めちゃめちゃ今時な女子3人がそれぞれの得意分野を結集して事件を解決していく過程はどこか痛快で面白かったです!》
こうした称賛が多数ある一方で、こんな辛辣な意見も……。
《松岡茉優ちゃんの演技力が高すぎるが故、下手な人が目立ってしまう》
《ギークスなんか微妙 松岡茉優の無駄遣い》
《全体的には面白かったけど、田中みな実ちゃんと滝沢カレンちゃんの演技力がなぁ。松岡茉優ちゃんとガッツリ組める役者さんで見たかった…》
トリオの演技力のギャップにご不満の視聴者がいるようだ。
「松岡さんは演技力の高さが評価されており、クセのある役柄をやらせたら若手ナンバー1とも言われています。一方、田中みな実と滝沢カレンは、俳優が本業ではありません。あくまでも軽いタッチのドラマなので、バランス的にはそれでもOKだとは思いますが、演技力でみれば明らかにアンバランスとも言えます」(テレビウオッチャー)
この「アンバランスさ」が顕著に現われるのが、ドラマのキーともなる、3人がいきつけの居酒屋でおこなう井戸端会議の場面なのだろう。「田中みな実×滝沢カレン」の組み合わせも相まって、二人が共演していたあのバラエティ番組を思い出す人も多かったようだ。
《ガチ推理系刑事モノは好き。ただ女子刑事メンツがグータンヌーボ感すごい。ほぼグータンヌーボ》
《みな実さん含めて3人女子会してると、グータン》
ここで指摘された「グータン」というのは、『グータンヌーボ2』のこと。フジテレビ系で不定期で放送されるトーク番組で、田中みな実がレギュラーMCを務め、2019年までは滝沢カレンもMCをつとめていた。座組が同じだったことから、違和感を覚える視聴者も多かったようだ。
ちなみに、『ギークス』第1話の世帯平均視聴率は6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東)。「木10」4月クールに放送され、平均視聴率4%台と爆死した『Re:リベンジ』第1話と同じだった。雲行きが怪しい滑り出しとなったが、ここから挽回できるだろうか。
07/05 07:19
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