「いかに空気読んだ選曲できるか」…令和世代を悩ませる「上司とのカラオケ」問題、「歌いたい曲歌えない」と悲痛な叫びも

「諦めましょう」と番組で漏らした近藤真彦

 

「気を遣います。『知らねえ』とか言われる」

 

「あからさまに場がシラケちゃう。こんな空気になるなら上に合わせる」

 

 友人や職場の先輩後輩らと外で飲む機会がコロナ前のように戻ってきた中、6月26日に放送された『テレ東ミュージックフェス 2024 夏 ~昭和の常識は…令和の非常識!ヤバい昭和の超名曲 vs 令和ヒット曲100連発~』(テレビ東京)である特集がなされた。そのなかで、“令和世代”の社会人が抱えるとある悩みに、同世代から多くの共感が集まっている。

 

 

「これだけ知っとけば脱おじさん 令和世代が気を遣って歌えない 令和ヒットソング特集」と題された同番組内の企画で、上司とカラオケに行った際、昭和世代の上司に気を遣って、令和世代が歌いたい曲が歌えないという悩みが紹介された。冒頭の声は、番組で紹介された声の一部だ。

 

「同番組で行われた街頭インタビューに令和世代の社会人は、そのほかにも『次の曲どうしようかと手汗をかいている』『古い曲を歌ってなんとかやり過ごしている』と答えていました。

 

 番組に出演した近藤真彦さんも、『(歌いたい曲が歌えないのは)もう諦めましょう。無理です無理です』と言及。令和世代の“悲痛な叫び”が浮き彫りとなりました」(週刊誌記者)

 

 若者たちの声に共感するように、Xには

 

《楽しいの上司達だけよね…》

 

《上司とのカラオケはいかに空気を読んだ選曲できるか選手権だと思っている》

 

 と上司とのカラオケに対してネガティブな声が……。

 

 そんな悩みを抱える社会人に向けて、カラオケチェーン『JOYSOUND』や音楽配信アプリの公式ホームページでは、尾崎豊やサザンオールスターズなど定番で盛り上がる曲のリストが紹介されている。

 

「また、2023年12月に株式会社ワークポートは、ビジネスパーソン621人に“飲みニケーション”について調査しています。

 

 結果によると、職場の飲み会の月平均頻度についての調査では、『0回』が64.4%、『1回』が26.9%とコロナ禍前のような上司との飲みニケーションは減っているようで、『仕事上のコミュニケーションにプライベートな時間やお金を使いたくない』といった声が上がっています」(週刊誌記者)

 

“上司とのカラオケ”も苦痛なイベントになってしまっているようだ……。

ジャンルで探す