フジ・西山喜久恵アナが“昇進”本誌に語っていた「大激怒事件」「若手時代の失敗談」

 

 フジテレビアナウンス室で、人事異動が予定されていることがわかった。

 

「7月1日付の異動で、西山喜久恵アナウンサーがアナウンス室統括チーフアナウンサーから、アナウンス室ゼネラルアナウンサーに昇進することになりました。同職には過去、須田哲夫さん、向坂樹興さん、益田由美さんなどが就いています。西山さんは2022年、アナウンス室局次長に就任していました」(芸能記者)

 

 

 西山アナは、上智大学在学中に「ミスソフィア」に選ばれ、1992年にフジテレビに入社。現・フリーアナの小島奈津子と同期だ。入社後は『森田一義アワー 笑っていいとも!』『プロ野球ニュース』など多くの看板番組を担当。現在は『めざましどようび』に出演し、人気コーナーの「きょうのわんこ」のナレーションは30年以上続けている。

 

「ファミリーのような雰囲気で仲がいいといわれるフジのアナウンス室ですが、ベテランの西山アナはいつもニコニコしていて、お母さんのような存在です。最近は水泳に夢中で、2023年の『世界マスターズ水泳』に出場するほどのスイマーです。そうしたことも、後輩アナの刺激になっているようです」(前出・芸能記者)

 

 そんな西山アナだが、「ある事件」で大激怒したことがあると、本誌のインタビューで語ったことがある。2018年のことだ。「後輩を怒るときは、『ガー!』とは言わず、『それは違うんじゃない?』と指摘する感じです」という温和な西山アナに、何が起きたのだろうか。

 

「グループ会社の合同新人研修会で、司会をしたときのことでした」と振り返った西山アナは、こう続けた。

 

「ちょうど昼食の前で、私が『代表の方は、後ろのお弁当を取りに行ってくださ……』と話している最中に、何人かがお弁当に向かって走りだしてしまったんです。その瞬間に『それが違うの! 人の話は最後まで聞きなさい! 社会人として大間違いですよ!』って、怒鳴っちゃいました。かなり大きな声でしたね。新人たちは、びっくりした顔をしていました(苦笑)」

 

 そんな西山アナは、自身の失敗談も語っていた。

 

「入社2年めのことでした。プロ野球中継のなかで、他球場の途中経過などをお知らせする、2分間のコーナーを持たされたときのことです。基本的には原稿を読むだけなのですが、ヤクルト対巨人戦で、巨人の桑田(真澄)投手がタイムリーヒットを打ったんです。突然のことでパニックになり、対応できず1分半ほど黙ってしまいました。放送直後、ディレクターから『実況席からどけ! 外で立っとけ!』と。立っている間は怒りもされなかったです」

 

 こうしたさまざまな経験を積んで、現在がある西山アナ。これからも視聴者を楽しませてほしい。

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