「知られたくないと言いながらしっかり宣伝」石田ゆり子、歌手活動への思い語るも総ツッコミ“癒しキャラ”貫き資産は7億円

音楽活動について「ひっそり」やっていると語りつつ、イベントのテーマソングを引き受けた矛盾に疑問が集まる石田ゆり子

 

 放送中のNHK連続テレビ小説『虎に翼』で、男性優位の時代に日本初の女性弁護士、裁判官になった主人公(伊藤沙莉)の母役を演じている、石田ゆり子。そんな石田が6月12日、展覧会『モネ 睡蓮のとき』の記者発表会に参加した。

 

 同展ではフランスの印象派の画家、クロード・モネの晩年の作品が紹介され、アンバサダーを務める石田は、音声ガイドやグッズのプロデュースを手がけている。また、アーティスト・lilyとして音楽活動をしている石田は、同展のテーマソング『私のモネ』の作詞・作曲も担当。石田は「じつは私、ひっそりと歌をやっているんですよ。ほとんどの方は知らないですし、知られないままでいたかった……」と照れながらも、「大好きなモネですし、こんな機会は人生でそうないと思い、(テーマソングを)引き受けさせていただきました」と思いを語っている。

 

 

 イベントを紹介したYahoo!ニュースのコメント欄には《複数に渡り精力的に活動できることは凄い》など、感心する声も寄せられているが、より目立っているのはツッコミの声だ。

 

《インスタで自分で普通に宣伝してたのに よくこんなこと言うなぁ…。こういうところが 優しいおっとりした見かけと違って あざといなぁと感じてしまうところ》

 

《あまり知られたくないと言いながらタイアップの依頼は受けて、しっかり宣伝。年明けの例の投稿以降、この人の我の強さがよくわかりました》

 

《こんなメジャーな美術展のテーマソング引き受けて知られたくないってないない》

 

《SNSの投稿が炎上したり、なんとなく鼻についてきた感じがする》

 

 コメントにある「年明けの例の投稿」とは、1月2日に発生したJAL航空機の炎上事故に関するもの。事故で人命は救助されたものの、ペットの命は失われた。その飼い主の声をアナウンサーの笠井信輔氏が、4日にInstagramで紹介したところ、そのコメント欄に、石田は《家族同然の動物たちを機内に載せる時、ケージに入れて機内に持ち込めることを許して欲しいです》《非常時には、モノとしてではなく家族として、最善を尽くす権利を…》などと書き込んだ。すると、石田のコメントはネットニュースでも取り上げられ、その主張に対する賛否が大きく分かれた。

 

 翌5日、石田は反対意見に対し、《誰かを批判したり 何かを押しつぶしたりして 自分の意見を通そうなんてぜんぜん思っていません。どうかそんなに怒らないで。考えを書いているだけ》と反応。しかし批判がやまなかったため、7日、《様々な思いが胸に駆け巡りました。そうか、私の考えはこんなにも甘いのかと思いながら、そして私はいつも感情で突っ走るところがあるので言葉が足りなかったことを反省いたしました》と謝罪し、さらに翌8日、《一度コメント欄を閉じさせていただきます。皆様のご意見を踏まえて勉強をしたいと思います。北陸の皆様の日々に静かに心を寄せています。私にできることを一つ一つします。言葉が足りなくてごめんなさい。何を言っても言葉では追いつかないです》とつづり、騒動の幕引きを図った。

 

「その雰囲気から“癒し系”ともいわれる石田さんですが、1999年妹の石田ひかりさんと個人事務所を設立し、以降は事務所の社長と女優という、二足の草鞋で活動しています。2016年には都内の一等地を購入し、3億円ともいわれる豪邸を建設しました。さらに2023年10月3日、54歳の誕生日に、不動産売買などを目的とした新会社を設立。自宅以外に所有する複数の高級マンションを含めると、資産総額は7億円と報じられたこともあります」

 

 温和な外面には、意外な“野心”が隠れているのかも――。

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