「先輩じゃない」粗品に酷評され続ける宮迫博之、5年ぶり地上波復帰報告も「出なくていい」冷たい世間の声
5月20日、霜降り明星の粗品が、自身のYouTubeチャンネル『粗品 Official Channel』を更新。元雨上がり決死隊の宮迫博之が、19日に人気YouTubeチャンネル『令和の虎CHANNEL』に出演する、林尚弘氏のチャンネルに出演し、参加者のトーク力向上を狙う「宮迫顧問制度」を開始したことについて、言及した。
粗品は、テレビのトーク番組などでたびたび宮迫について取り上げており、4月12日に放送されたバラエティ番組『酒のツマミになる話』(フジテレビ系)では、現在、YouTuberとして活動する宮迫を呼び捨てに。共演者から注意されるも『先輩じゃないすよ、あいつ、もう(芸人)やめてんから』と発言した。これに対し、宮迫は18日に反論動画をアップ。「別に芸人をやめたわけではないです。芸人としてYouTubeをやらせてもらってます」と訴えたが、とくに粗品からのリアクションはなかったようだ。
冒頭の5月20日の動画では、粗品は相変わらず「宮迫」と呼び捨てにしながら、「宮迫が人に教えられるお笑いのことはひとつもない」「一般人でも、宮迫から教えられるお笑いのことなどあるのか」といった発言を繰り返した。
それから約1週間後の5月28日、今度は宮迫が自身のYouTubeチャンネルで、5年ぶりにテレビ出演することを報告した。宮迫が出演するのは、6月3日放送予定の『匠の教室』(千葉テレビ)という番組。芸能界を目指す卵を業界の匠が応援するという育成バラエティ番組で、すでに収録済みだという。
宮迫は、過去にほかのテレビ番組の出演依頼はあったものの、「打ち合わせを重ねるなかで消滅してしまったことがある」と話し、今回のオファーに対して「うれしいです」「複雑な気持ちではあるが、楽しみながら出演したい」と意気込みを語った。また収録後の感想について「変な緊張はたしかにあったんですけど、非常に楽しかったです」と振り返り、「オファーがあればがんばりますので、ぜひみなさん、宮迫博之を使ってやってください。お願いします」と呼びかけた。
この件を報じたYahoo!ニュースのコメント欄を見ると、
《この番組は芸人の卵を業界の匠がアドバイスを~みたいな番組らしい。だとしたらこの人選はセンスないというか、宮迫さんを選んでる時点で終わってる》
《しくじり先生俺みたいになるな!!からやれば少しは自身がやってきたことを反省なりできるのでは?》
《出なくていいですよ、未練たらしくて》
など、粗品を彷彿とさせるような厳しい意見が並んでいる。
「2019年の6月、宮迫やロンドンブーツ1号2号の田村亮など、吉本興業と契約する複数の芸人が、振り込め詐欺などをおこなっていた団体の主催する忘年会に参加していたことが明るみになりました。事務所を通さずギャラの支払われるイベントに出演したこれらの騒動は『闇営業問題』と呼ばれ、翌7月、宮迫は吉本を解雇されました。
たしかに、宮迫には長年の経験もあり、番組を任せられる実力もあるでしょう。また宮迫をキャスティングすれば、話題性から高視聴率が期待でき、SNSなどでも一瞬、話題をさらうことができるでしょう。
しかし、番組側が出演に踏み切れないのは、払拭できないイメージの問題があるから。くしくも5月22日の『大相撲中継』(NHK)で、宮迫と、かつて芸人に闇営業をあっせんしたとされ、芸能界から姿を消した元カラテカ・入江慎也が、一緒に相撲観戦に来ている様子が映し出されました。かつて世間をにぎわせた2人が、相変わらず交流を持っていることが放送され、当時の事件を思い出してしまった人が多かったようです。騒動から5年経っても『闇営業問題』が忘れられていない、という状況が浮き彫りになりました。今回、千葉テレビへの出演があっても、このままスムーズに地上波復帰、という流れにはならないでしょう」(芸能記者)
YouTuberと並行して、実業家としても活動する宮迫。どんなにほかで成功してもスポットライトを浴びたい――。芸能界には、そんな“魔力”があるのだろうか。
05/29 11:50
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